『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ホウキの少年の今後、演じた子役が語る ─ 「誰にも出演を信じてもらえなかった」
ライアン・ジョンソン監督『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)に登場した「箒(ホウキ)の少年」テミリ・ブラッグ役のテミルラン・ブラヴは、今では12歳。撮影当時7歳だった少年が、米YouTuberによるオンライン・インタビューに登場。『最後のジェダイ』当時の知られざるエピソードを語った。
この記事には、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)のネタバレが含まれています。
この少年は『最後のジェダイ』で、大富豪のためのリゾートの惑星、カント・バイトで働く奴隷として登場。ジェダイの伝説に憧れ、ルーク・スカイウォーカーの人形で遊んでいた少年は、映画のラストカットでも姿を見せる。フォースで箒を手元に寄せ、星空を見上げたことから、彼はフォース感応者であり、銀河には他にもフォースの力を持つことが点在することを示唆した。
演じたのはテミルラン・ブラヴ(Temirlan Blaev)。少年の名前はテミリ・ブラッグ(Temiri Blagg)であることが後に判明する。テミルラン本人もこの役名を書籍(ビジュアル・ディクショナリー)で知ったようで、「僕の名前から取ったのかな?」「自分の名前がスター・ウォーズの世界でキャラクターの名前に使われるなんて最高」と喜んでいる。
フォースを使って箒を手元に寄せていたことから、「箒の少年(Broom Boy)」と呼ばれるテミリ。実際のテミルランは、「現場で箒を使うと説明された時は“どうすればいいんだろう”と思いました。今まで箒なんて使ったことがなかったから!」と、何とも現代っ子らしい。現場ではフィン役のジョン・ボイエガに「君なら出来る」「自分を信じろ」と励まされ、ずいぶん勇気付けられたというエピソードも披露した。
秘密主義の『スター・ウォーズ』とあって、撮影時には自分の役に関する情報以外は一切与えられず、脚本も自分の出番部分のみだったという。自分のシーンが映画の重要なラストシーンに使われることも、予想もしてなかったということだ。
もちろん、自分が『スター・ウォーズ』に出演していると口外することも禁じられており、公開後に「『スター・ウォーズ』に僕が出てるよ」と言っても、誰からも信じてもらえなかったのだそう。後になって、「本当に出てたんだね!」というメッセージが山ほど届いたらしい。
『最後のジェダイ』のラストシーンは、『スター・ウォーズ』の更なる展開を思わせるようなものだったが、テミリの将来はフォースのみぞ知るといったところ。テミルランも「分からないけど、僕のストーリーが続くこともあるかも。レイに鍛えられるとか」としつつ、「僕はそんなに重要なのかな?大きな存在なのか、それとも遠い昔遥か彼方銀河系の、ただのラッキーボーイだったのかな?」と首をかしげる。
ちなみにオーディションの際は『スター・ウォーズ』のためだとは明かされておらず、テミルランには『E.T.』(1982)で主人公エリオットがE.T.と初めて出会うシーンのスクリプトが渡されていたという。出演のお声がかかったのは、そのオーディションから2ヶ月後のことだったそうだ。4歳の頃から『スター・ウォーズ』が大好きだったテミルランはオファーの電話を受け、「スター・ウォーズに出れるぞ!」と家の中を走り回った。一番好きなエピソードは大規模な戦闘シーンがある『エピソード2/クローンの攻撃』(2002)で、一番好きなキャラクターはオビ=ワン・ケノービだとか。
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