『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』米国初動興収で史上No.2狙う!ライバルは前作『フォースの覚醒』

2017年12月15日より日本・米国ほか世界各国で公開される、シリーズ最新作スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が米国ボックスオフィスにて好発進を遂げることになりそうだ。長年にわたって映画業界の情報や興行成績を広く紹介してきた、米boxoffice proが最新の予想を発表している。

10月20日(現地時間)時点で、boxoffice proは『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が米国におけるオープニング成績(公開後3日間の収入)が約2億1,500万ドル総興行成績が約7億4,200万ドルになると伝えている。この予想がどこまで的中するのかは現時点で不明だが、「さすが『スター・ウォーズ』」ともいうべき予想であることは言うまでもないだろう。

というのは、オープニング成績として予想されている約2億1,500万ドルという数字は、前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)の約2億4,800万ドルに次いで、実現すれば米国オープニング興収としては史上第2位の成績にあたる。また総興行収入でも『フォースの覚醒』(約9億3,700万ドル)、『アバター』(2009。約7億6,000万ドル)に次いで史上第3位となる見込みなのだ。それにしても、『スター・ウォーズ』のライバルは『スター・ウォーズ』ということか……。

『最後のジェダイ』ヒット予想、いくつかの側面

今回の予想を支える根拠として、boxoffice proは『最後のジェダイ』がはらんでいるポジティブ・ネガティブな側面をいくつか紹介している。

まずは『スター・ウォーズ』というシリーズが非常に広い世代から人気を集めており、レイやフィン、ポー・ダメロンといった新たなキャラクターによる物語が若い層にも支持されていることだ。また本作はルーク・スカイウォーカーが全体の核を担っているほか、惜しくも故キャリー・フィッシャーの遺作となったことで、多くの高年齢層が劇場へ足を運ぶとみられている。
また、有名なキャラクターがほとんど登場しなかった初のスピンオフ作品『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)が大ヒットを記録したことで、『スター・ウォーズ』が現在も大きな影響力をもっていることが証明され、メイン・サーガの最新作にはそれ以上のヒットが期待される状況でもあるというのだ。また新鋭ライアン・ジョンソン監督への期待や、予告編に対するSNSでのリアクションも前向きな予想を後押ししているようである。

しかし一方で、『スター・ウォーズ』シリーズの第2作は、過去ふたつの3部作で最も低い興行収入に終わっているという指摘もある。『エピソード5/帝国の逆襲』(1980)や『エピソード2/クローンの攻撃』(2002)よろしく、新3部作の第2作である『最後のジェダイ』は比較的苦しい戦いになるともみられているのだ。

思えば『フォースの覚醒』は、米国ではチケット発売直後に映画サイトFandangoのサーバーがクラッシュするなど、空前の『スター・ウォーズ』フィーバーを巻き起こした作品だった。『エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)から32年ぶりの続編、しかもオリジナル・トリロジーの出演者が揃って復帰するというインパクトはほかに比べようもないものだったのだ。それ以降、早くも3回目の「年末行事」となった『最後のジェダイ』がその成績を超えることは困難だろう。しかし裏返せば、そこで成績を比較すること自体がもはや無意味というものでもある。

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は2017年12月15日より全国ロードショー。現在の予想が、ここからどんな変化を遂げていくのかにもぜひ注目しよう。

Sources: http://collider.com/star-wars-the-last-jedi-box-office-predictions/
http://pro.boxoffice.com/long-range-forecast-star-wars-last-jedi-ferdinand/
http://www.boxofficemojo.com/

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