実写映画『ミュータント・タートルズ』新作企画が始動、脚本家が決定 ― 続編かリブートかは不明

アメリカの人気コミック『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』を原作とする、新作実写映画の企画が始動していることがわかった。米パラマウント・ピクチャーズは新作のために脚本家を雇用したほか、すでにプロデューサー・チームを結成しているという。
『ティーンエイジ・ミュータント・タートルズ』は、1990年代から日本でもテレビアニメが放送されて人気を博するなど多くのファンに愛されているシリーズだ。アニメ版は現在に至るまで新作が定期的に制作されており、実写映画としては、1990年代に『ミュータント・タートルズ』3部作、2007年には『TMNT』(日本では劇場未公開)が制作されている。もっとも記憶に新しいのは、2014年にリブートされた『ミュータント・タートルズ』、その続編映画である『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』(2016)だろう。
米The Hollywood Reporter誌によると、このたび『ミュータント・タートルズ』新作映画(タイトル不明)の脚本家として雇用されたのは、映画『バッドガイ 反抗期の中年男』(2013)を執筆したアンドリュー・ドッジ。同作は、Netflixドラマ『オザークへようこそ』(2017-)の監督・主演で高く評価された俳優ジェイソン・ベイトマンの監督デビュー作だった。アンドリューはその後も映画『O’Lucky Day(原題)』に参加するなど、今後の活動が注目される脚本家の一人である。
なお新作映画には、2014年以降のリブート版『ミュータント・タートルズ』に携わったマイケル・ベイやアンドリュー・フォーム、ブラッド・フェラーがプロデューサーとして続投。3人の設立したプラチナム・デューンズ社が制作を担当する。ただしアンドリューは、2016年10月時点で『影<シャドウズ>』につづく第3作は「やらないと思います」と発言し、再リブートの可能性を示唆していた。2018年6月21日現在、この新作映画が続編となるのか、あるいはリブートとなるのかはわからない。
Source: THR
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