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実写映画版『ミュータント・タートルズ』リブート企画が始動 ─ マイケル・ベイの製作は継続、約半年ぶり続報

ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>
Paramount/PLANET PHOTOS 写真:ゼータ イメージ

米パラマウント・ピクチャーズが、人気コミック『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』を原作とする実写映画のリブート企画を本格的に始動させた。米Varietyが報じている。

『ティーンエイジ・ミュータント・タートルズ』は、1990年代に日本でもテレビアニメが放送されるなど、世界中のファンに愛される人気シリーズだ。実写映画版は1990年代に『ミュータント・タートルズ』3部作、2007年に『TMNT』(日本では劇場未公開)が制作されている。
このたびパラマウントが企画しているのは、『ミュータント・タートルズ』(2014)、続編映画『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』(2016)に次ぐ第3作。ただし、スタジオ側は本作をもってシリーズのリブートを意図しているという。

『ミュータント・タートルズ』シリーズの新作企画については、2018年6月に米The Hollywood Reporterが第一報を伝えており、今回の報道は約半年ぶりの続報となる。前回の報道当時は、新作が『影<シャドウズ>』の続編となるのか、あるいはリブートとなるのかが不透明だった。

今回、『ミュータント・タートルズ』新作に携わるスタッフとして伝えられているのは前回の報道と同じ顔ぶれだ。脚本を執筆するのは『バッドガイ 反抗期の中年男』(2013)のアンドリュー・ドッジ。マイケル・ジョーダンとルーニー・テューンズのキャラクターが共演した映画『スペース・ジャム』(1996)の続編、『スペース・ジャム2(仮題)』でも脚本に起用された注目の脚本家である。

プロデューサーを務めるのは、『ミュータント・タートルズ』および続編『影<シャドウズ>』に携わったマイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッド・フェラーの3名。ちなみに2016年10月の時点で、アンドリューはシリーズをリブートする可能性を示唆していた。実に2年以上の月日を経て、このたび企画が本格的に始動したというわけである。

2019年1月現在、『ミュータント・タートルズ』新作映画の出演者や監督は発表されていない。作品のコンセプトなども含めて、ひとまず続報を待つことにしよう。

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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