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『エンド・オブ・ステイツ』監督、日本版シリーズへの意欲示す ─ 『エンド・オブ・東京』?

カンダハル 突破せよ
© COPYRIGHT 2022 COLLEAH PRODUCTIONS LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.

主演ジェラルド・バトラーとリック・ローマン・ウォーが『エンド・オブ・ステイツ』『グリーンランド ―地球最後の2日間―』に続き3度目のタッグを組む映画『カンダハル 突破せよ』が、2023年10月20日より公開となる。

バトラーとウォー監督は前2作ですっかり意気投合。『カンダハル 突破せよ』後も、まずは『グリーンランド』の続編で再び手を組む予定だ。THE RIVERはウォー監督に取材を行い、『グリーンランド』続編や、『エンド・オブ』シリーズ新作についての動向を聞いた。

カンダハル 突破せよ
© COPYRIGHT 2022 COLLEAH PRODUCTIONS LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.

──脚本家ストライキが終結しましたが、これから『グリーンランド』の続編や『エンド・オブ』シリーズ新作に取り掛かりますか?

はい。ちょうどこれから『グリーンランド』続編の準備に入るところで、今日これをお伝えできて嬉しいです。主人公のギャリティ家のその後が描かれます。前作では地球滅亡を描きましたが、続編は第二章として、滅亡から6年後が舞台。生き残った人々が、どのようにして地球再建を始めるのかを描きます。

──『エンド・オブ』シリーズの新作はいかがですか?ジェラルド・バトラーは、マイク・バニングは疲れすぎているので休ませてやりたいと言っていましたが(笑)。

アッハッハ(笑)。それでも彼をカメラの前に引っ張ってきてやりますよ!(笑)実際のところ、こちらについてはまだ少し先のことなので、どうなるかはわかりません。今のところは、ひとまず『グリーンランド』に集中です。素晴らしい物語なので、彼の方も『グリーンランド』に集中するでしょう。真の続編(a ture sequel)というよりは、継続(a continuation)という感じです。『DUNE/デューン』が2パートに別れている、みたいな感じです。同じ家族の旅を継続して描くんです。すごく興奮しています。

エンド・オブ・ステイツ
(C)2019 Fallen Productions, Inc.

──『エンド・オブ』テレビシリーズ化の可能性はありますか?

できたらいいなと思います。実は、各国でローカル版を作りたいという構想があるので、ぜひ日本で日本語版を作りたいですね。

『カンダハル 突破せよ』がそうだったように、現地、つまり日本の言語、日本の文化に忠実にやるんです。『カンダハル 突破せよ』のロケ撮影の時、向こうでは英語を話す人がおらず、パシュトゥ語やペルシャ語を話す人ばかりでした。まさに、彼らの文化を描くのに必要不可欠でした。僕は、世界中のフィルムメーカーがアメリカに撮影に来る感じが羨ましいんです。僕はアメリカ人だから、同じように異国の地で、あなたの国で映画を作りたい。しかもアメリカ映画ではなく、日本映画を撮りたいんです。日本文化についての映画を、忠実な形で作ってみたい。

──『エンド・オブ・東京』をやりましょう!

やりましょう!(笑)


ジェラルド・バトラーとリック・ローマン・ウォー監督の最新作『カンダハル 突破せよ』は、2023年10月20日より日本公開。

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監督へのフルインタビューはこちら

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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