トム・ハーディ、いつも断っているファンサがある ─ 「誇りを持ってノーと言っている」

ハリウッドスターといえば、レッドカーペットやイベントのみならず、プライベートでもさまざまなファン対応を求められる存在である。もっともトム・ハーディには、ひとつだけ応じられないリクエストがあるようで……。
2025年4月に配信されたNetflix映画『ハボック』のため、英HuffPostのインタビューに応じたハーディは、いつも断っているというリクエストのひとつを明かした。それは、過去に演じたキャラクターや役柄の再現である。
「ときどき、“あの役のまねや声をやってほしい”と言われることがあるんです。(『ダークナイト ライジング』の)ベインはときどき言われます。そのとき、僕は誇りを持って“ノー”と言っているんです。」

ハーディが挙げたのは、クリストファー・ノーラン監督『ダークナイト ライジング』(2012)で演じたヴィランのベイン役。たしかに声質の特徴が強く、またハーディのキャリアを代表する役柄のひとつだが、これに限らず過去の演技を真似ることは受け入れていないようだ。
ちなみにハーディは、「“ノー”と言うのはちょっとしたパワーのようなもの。だって、言っていいことだから」と笑っている。『ヴェノム』シリーズにせよ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2016)にせよ、インパクトの強い役柄が多いハーディだが、これはプロの役者としての対応だろう。もし偶然見かけることがあっても、せりふの再現を頼むことは控えたい。
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Source: HuffPost UK, Collider