Menu
(0)

Search

トム・ハーディ、いつも断っているファンサがある ─ 「誇りを持ってノーと言っている」

トム・ハーディ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/42774766265/

ハリウッドスターといえば、レッドカーペットやイベントのみならず、プライベートでもさまざまなファン対応を求められる存在である。もっともトム・ハーディには、ひとつだけ応じられないリクエストがあるようで……。

2025年4月に配信されたNetflix映画『ハボック』のため、英HuffPostのインタビューに応じたハーディは、いつも断っているというリクエストのひとつを明かした。それは、過去に演じたキャラクターや役柄の再現である。

「ときどき、“あの役のまねや声をやってほしい”と言われることがあるんです。(『ダークナイト ライジング』の)ベインはときどき言われます。そのとき、僕は誇りを持って“ノー”と言っているんです。」

ダークナイト ライジング
© 2012 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved. BATMAN and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics.

ハーディが挙げたのは、クリストファー・ノーラン監督『ダークナイト ライジング』(2012)で演じたヴィランのベイン役。たしかに声質の特徴が強く、またハーディのキャリアを代表する役柄のひとつだが、これに限らず過去の演技を真似ることは受け入れていないようだ。

ちなみにハーディは、「“ノー”と言うのはちょっとしたパワーのようなもの。だって、言っていいことだから」と笑っている。『ヴェノム』シリーズにせよ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2016)にせよ、インパクトの強い役柄が多いハーディだが、これはプロの役者としての対応だろう。もし偶然見かけることがあっても、せりふの再現を頼むことは控えたい。

Source: HuffPost UK, Collider

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly