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『トップガン マーヴェリック』米国版最新映像 ─ 大迫力の実写空撮、教官マーヴェリックへの「不穏な声」

https://www.youtube.com/watch?v=NSmkA7hcNjs

青春スカイアクション映画の名作、『トップガン』(1986)の続編『トップガン マーヴェリック』の米国版最新映像が公開された。2020年2月2日(米国時間)、米国最大のスポーツイベント「第54回スーパーボウル」にあわせて現地で放映されたものだ。

『トップガン』は、米海軍のエリートパイロット養成学校「トップガン」に所属するエースパイロット候補生の挫折と栄光の日々を、みずみずしい恋と青春、戦闘機による迫力のスカイ・アクションを織り合わせて描き、世界的大ヒットを記録。34年ぶりとなる続編『トップガン マーヴェリック』では、トムが伝説のパイロット:マーヴェリック役として復帰。輝かしい功績を打ち立ててきた実力を見込まれ、教官として戻ってくる。

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今回の映像は、とにかく実写撮影にこだわられたがゆえの、迫力に満ちた空中撮影シーンが見どころだ。出演者たちは厳しいトレーニングを経て、米軍パイロットが操縦する戦闘機に同乗する形で撮影を敢行している。トムが撮影に臨んだシーンでは、米軍から特別許可が得られていたことも判明している。

そんな中、トムの息遣いとともに聞こえてくる言葉はどこか不穏だ。「父はあなたを信じた。僕は同じ過ちを繰り返さない」と告げるのは、前作で死を遂げたグースの息子、ブラッドリー・“ルースター”・ブラッドショウ(マイルズ・テラー)だろう。続くのは、「こんなことをすれば、どうなるかは分かってるはずだ」「君を軍法会議にかけて、不名誉に追放しなければならない」「終わりは来るんだ、マーヴェリック」という男たちの言葉。「どうするつもりなの?」と尋ねる女性の声、そして「急降下!」「未確認の機体!」「囲まれています!」という通信が聞こえる。

共演者には、『セッション』(2014)のマイルズ・テラー、『ノア 約束の舟』(2014)などのアカデミー賞女優ジェニファー・コネリー、名優エド・ハリス、前作でマーヴェリックのライバルであるアイスマン役を演じたヴァル・キルマーほか。監督は『オブリビオン』(2013)でトムとタッグを組んだ、『オンリー・ザ・ブレイブ』(2017)ジョセフ・コシンスキー。脚本にはトムの盟友であり、『ミッション:インポッシブル』シリーズの脚本・監督を手がけるクリストファー・マッカリーも加わった。

映画『トップガン マーヴェリック』は2020年7月10日(金)全国ロードショー

トム、今回も本気

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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