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『トップガン2』新キャストに『オンリー・ザ・ブレイブ』マイルズ・テラーが決定 ― マーヴェリックの元相棒、グースの息子役

オンリー・ザ・ブレイブ
© 2017 NO EXIT FILM, LLC

映画『トップガン』(1986)の続編『トップガン2(仮題)』の新たな主要キャストとして、『セッション』(2014)や『オンリー・ザ・ブレイブ』(2017)のマイルズ・テラーが出演することがわかった。米Variety誌が報じている。

オンリー・ザ・ブレイブ
『オンリー・ザ・ブレイブ』より © 2017 NO EXIT FILM, LLC

マイルズが演じるのは、トム・クルーズ演じる主人公ピート・ミッチェル/マーヴェリックの相棒であり親友だったニック・ブラッドショウ/グースの息子役。前作でニック役はアンソニー・エドワーズが演じたが、物語の中盤、グースは事故によって命を落としてしまったのである。メグ・ライアン演じる妻キャロルとの間に生まれていた息子が、続編では成長して登場するというわけなのだ。

グースの息子役については、先日、キャスティング作業が大詰めを迎えていることが報じられたばかり。最終候補者にはマイルズのほか、『X-MEN』シリーズのニコラス・ホルト、『ドリーム』(2017)や『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』(2016)のグレン・パウエルという名前が挙がっていた

『トップガン2』で監督を務めるのは、『トロン:レガシー』(2010)や『オブリビオン』(2013)のジョセフ・コシンスキー。『オンリー・ザ・ブレイブ』を手がけた人物でもあるだけに、すでにマイルズとのコラボレーションを経験済みであることも正式決定にはプラスに働いたのかもしれない。

Variety誌によれば、『トップガン2』はドローン技術や第5世代ジェット戦闘機(編注:ステルス性に長け、敵機に発見される前にあらかじめ撃墜することを目的とした戦闘機)が隆盛を迎えた現代を舞台に、前作で描かれたような“ドッグファイト”の終わりを描くものになるという。やはり、グースの息子は新時代のパイロットとして現れることになるのだろうか?

なおマイルズの近作は『オンリー・ザ・ブレイブ』のほか、ノンフィクション『帰還兵はなぜ自殺するのか』(亜紀書房刊)を原作とした『アメリカン・ソルジャー』(2017)。また、『ドライヴ』(2011)のニコラス・ウィンディング・レフン監督によるAmazon製作のドラマシリーズ『Too Old to Die Young(原題)』の撮影を完了したばかりとのこと。

映画『トップガン2(仮題)』は、2019年7月12日より米国公開予定
マイルズが出演、ジョセフ監督がメガホンを取った映画『オンリー・ザ・ブレイブ』は2018年6月22日より全国の映画館にて公開中。

『オンリー・ザ・ブレイブ』公式サイト:http://gaga.ne.jp/otb/

Source: Variety
© 2017 NO EXIT FILM, LLC

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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