ディズニー『タワー・オブ・テラー』映画化、スカーレット・ヨハンソン製作で始動

ディズニーの人気アトラクション「タワー・オブ・テラー」の映画化企画が、『ブラック・ウィドウ』(2021)のスカーレット・ヨハンソンによって始動したことがわかった。米Collider、The Hollywood Reporterが報じている。
「タワー・オブ・テラー」は、謎のエレベーター事故によって閉鎖されているホテルで観光ツアーが開かれ、ゲストはツアーの参加者となってホテルを見学する。しかし、そこには恐ろしい出来事が待ち構えていて……。フロリダ、カリフォルニア、パリにあるディズニーパークのほか、日本でも東京ディズニーシーで2006年より稼働している人気アトラクションだ。
報道によると、スカーレット・ヨハンソンは「タワー・オブ・テラー」映画化企画にプロデューサーとして関与しているが、出演については不明。第一報を伝えたColliderは「主演作として開発されている」と伝えたが、The Hollywood Reporterは「出演に関しては不明」と記しており、海外でも媒体によって内容に違いがある状況だ。
脚本に就任したのは、『トイ・ストーリー4』(2019)監督・脚本や『インサイド・ヘッド』(2015)脚本のジョシュ・クーリー。現時点でストーリーの内容は明らかになっていない。プロデューサーにはヨハンソンのほか、MV監督として活躍するジョナサン・リアが参加した。監督は未定だが、ディズニーは大物の就任を目指しているという。
過去に「タワー・オブ・テラー」は、キルスティン・ダンストら出演のテレビ映画『ホーンテッド・ホテル』(1997)として映像化されたほか、2015年にも映画化企画が存在した。ただし、当時の映画化企画はお蔵入りとなっているため、今回の企画は新たに立ち上げられたものとみられる。
Sources: Collider, The Hollywood Reporter