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『トイ・ストーリー3』ボニー役、ラストの展開は劇場で観るまで知らなかった ─ 脚本渡されず、「セリフは3つしかなかったので」

トイ・ストーリー3
©Disney/Pixar 写真:ゼータイメージ

ディズニー&ピクサーによるアニメ『トイ・ストーリー3』(2010)ラストの展開には誰もが感動したに違いない。ボニー役声優、エミリー・ハーンはこのシーンがどんな内容になるのか、劇場で本編を観るまでは知る由もなかったのだという。

この記事には、『トイ・ストーリー3』(2010)のネタバレが含まれています。

まずは、『トイ・ストーリー3』のラストの展開について簡単におさらいしたい。おもちゃのウッディは、アンディと共に大学の寮に引っ越すことになっていた。ところがウッディは、バズ・ライトイヤーをはじめとする仲間たちと共に新しい持ち主の元に行くべきと考え、アンディへのメモをダンボールに残す。それを見たアンディは、ウッディをはじめとするおもちゃをボニーに譲ることに。少女の家に訪れたアンディは、最後に大切なおもちゃを一体ずつ紹介するのだった。

アンディと別れたかけがえのないおもちゃたちは、ボニーのもとへと引き継がれていった。この感動的な展開に意表を突かれた方も多くいたことだろう。TikTokにてエミリー・ハーン本人もまた、「アンディがおもちゃを手放したとき、みなさんと同じように驚きましたよ」と話している。それもそのはず、エミリーは脚本を事前に渡されていなかったというのだから。

「セリフだけリー監督から教えてもらうみたいなやり方だったので、何が起きているのかまではわからなかったんです。このラストシーンでは、ボニーのセリフは3つしかないですから。“私のカウボーイ”、“ブーツにヘビが”、“お化けが!行け、ウッディ!”とだけ彼女は言うんですよ。」

これだけではシーンの全体像が見えてこなかったのも無理はないだろう。もっとも、劇場で初鑑賞したときはエミリーもまた、我々多くの観客と同じように「感動しました」とのことだ。

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Source: TikTok

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。