『トイ・ストーリー4』ウッディ役トム・ハンクス&バズ役ティム・アレン、収録作業をすべて終了 ─ 「みんな、この物語を大好きになる」

ディズニー/ピクサー製作、アニメ『トイ・ストーリー4』の製作が大詰めに入っているようだ。ウッディ役のトム・ハンクス、バズ・ライトイヤー役のティム・アレンがともにセリフの収録作業を終了したことを報告している。
『トイ・ストーリー』シリーズは1995年に第1作が、1999年に第2作が、2010年に第3作が製作された。それぞれ興行面・批評面で非常に優れた成績を収めており、本作は9年ぶりの最新作となる。
このたび、ハンクスは“最後の収録、最後のセリフ”の様子をとらえた写真を投稿。シリーズの名ゼリフを借りて収録終了を報告した。
Final line, final session as Woody of Toy Story 4. We rode like the wind, to infinity and beyond. Hanx pic.twitter.com/v87ZYNyzx8
— Tom Hanks (@tomhanks) 2019年1月30日
「『トイ・ストーリー4』のウッディ役、最後の収録、最後のセリフ。僕たちは風のように走った。無限の彼方へ、さあ行くぞ!(We rode like the wind, to infinity and beyond.)」
写真に写っているのはハンクスのほか、本作のスタッフたち。爆笑している者もいれば渋い顔をしている者もいるが、この様子を見るかぎり、最後のセリフは笑いを誘うものなのだろう。それにしてもエモーショナルなのは、ハンクスが記したふたつの言葉だ。ウッディがブルズアイにかける「ブルズアイ、風のように走れ!(Ride like the wind, Bullseye!)」、そして言わずと知れた、『トイ・ストーリー』を象徴するバズの名ゼリフが引用されているのである。
またバズ役のティム・アレンは、報告とともにファンへのメッセージを送っている。
Finished my Buzz for Toy Story 4 today and it got emotional. Wonderful full body story. You are all going to love the work this incredible team at Pixar created. We are all going to love this story….man its got everything.
— Tim Allen (@ofctimallen) 2019年1月31日
「今日、『トイ・ストーリー4』でのバズの仕事を終えました。感情がこみ上げてきましたね。すばらしい、豊かなストーリーです。ピクサーの驚くべきチームによって生み出された作品を、みなさんには大好きになってもらえると思います。僕たちはみんな、この物語を大好きになるでしょう…そこにはすべてがありますから。」
これまでハンクスとアレンは、折に触れて『トイ・ストーリー4』のストーリーが非常に優れたものであることを強調してきた。ハンクスは「結末がどうなるか分かったとき、“これ、歴史に残るぞ”と思いました」、アレンは「とんでもなく素晴らしい物語です。かなりエモーショナルで、すごく笑えて、すごく壮大」と語っていたのである。そのすべては映画館で確かめるほかない。
『トイ・ストーリー4』には、第2作までのヒロインであるボー・ピープが再登場。新キャラクターとして、特報映像でお披露目された「オモチャじゃない」フォーキーのほか、ぬいぐるみのダッキー&バニーなどが加わる。フォーキー役には『ニンジャバットマン』(2018)英語版や『15時17分、パリ行き』(2018)のトニー・ヘイル、ダッキー&バニー役には『ザ・プレデター』(2018)のキーガン=マイケル・キーと『ゲット・アウト』(2017)監督のジョーダン・ピールが起用された。なお役どころは不明だが、『マトリックス』『ジョン・ウィック』などでおなじみキアヌ・リーブスも出演している。
映画『トイ・ストーリー4』は2019年7月12日(金)全国ロードショー。
『トイ・ストーリー4』公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/toy4.html