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『トイ・ストーリー4』ウッディ役トム・ハンクス&バズ役ティム・アレン、収録作業をすべて終了 ─ 「みんな、この物語を大好きになる」

トイ・ストーリー

ディズニー/ピクサー製作、アニメ『トイ・ストーリー4』の製作が大詰めに入っているようだ。ウッディ役のトム・ハンクス、バズ・ライトイヤー役のティム・アレンがともにセリフの収録作業を終了したことを報告している。

『トイ・ストーリー』シリーズは1995年に第1作が、1999年に第2作が、2010年に第3作が製作された。それぞれ興行面・批評面で非常に優れた成績を収めており、本作は9年ぶりの最新作となる。

このたび、ハンクスは“最後の収録、最後のセリフ”の様子をとらえた写真を投稿。シリーズの名ゼリフを借りて収録終了を報告した。

「『トイ・ストーリー4』のウッディ役、最後の収録、最後のセリフ。僕たちは風のように走った。無限の彼方へ、さあ行くぞ!(We rode like the wind, to infinity and beyond.)

写真に写っているのはハンクスのほか、本作のスタッフたち。爆笑している者もいれば渋い顔をしている者もいるが、この様子を見るかぎり、最後のセリフは笑いを誘うものなのだろう。それにしてもエモーショナルなのは、ハンクスが記したふたつの言葉だ。ウッディがブルズアイにかける「ブルズアイ、風のように走れ!(Ride like the wind, Bullseye!)」、そして言わずと知れた、『トイ・ストーリー』を象徴するバズの名ゼリフが引用されているのである。

またバズ役のティム・アレンは、報告とともにファンへのメッセージを送っている。

「今日、『トイ・ストーリー4』でのバズの仕事を終えました。感情がこみ上げてきましたね。すばらしい、豊かなストーリーです。ピクサーの驚くべきチームによって生み出された作品を、みなさんには大好きになってもらえると思います。僕たちはみんな、この物語を大好きになるでしょう…そこにはすべてがありますから。」

これまでハンクスとアレンは、折に触れて『トイ・ストーリー4』のストーリーが非常に優れたものであることを強調してきた。ハンクスは「結末がどうなるか分かったとき、“これ、歴史に残るぞ”と思いました」、アレンは「とんでもなく素晴らしい物語です。かなりエモーショナルで、すごく笑えて、すごく壮大」と語っていたのである。そのすべては映画館で確かめるほかない。

『トイ・ストーリー4』には、第2作までのヒロインであるボー・ピープが再登場。新キャラクターとして、特報映像でお披露目された「オモチャじゃない」フォーキーのほか、ぬいぐるみのダッキー&バニーなどが加わる。フォーキー役には『ニンジャバットマン』(2018)英語版や『15時17分、パリ行き』(2018)のトニー・ヘイル、ダッキー&バニー役には『ザ・プレデター』(2018)のキーガン=マイケル・キーと『ゲット・アウト』(2017)監督のジョーダン・ピールが起用された。なお役どころは不明だが、『マトリックス』『ジョン・ウィック』などでおなじみキアヌ・リーブスも出演している

映画『トイ・ストーリー4』は2019年7月12日(金)全国ロードショー

『トイ・ストーリー4』公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/toy4.html

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。