『ジュラシック・ワールド』監督、「UFOの聖地」エリア51の陰謀サスペンス映画を手がける ─ 製作はライアン・レイノルズ

『ジュラシック・ワールド』シリーズのコリン・トレボロウ監督が、“UFOの聖地”エリア51にまつわる陰謀サスペンス映画(タイトル未定)を手がけることがわかった。『デッドプール』シリーズのライアン・レイノルズがプロデュースを務め、パラマウント・ピクチャーズが配給する。米Deadlineが報じた。
「エリア51」といえば、米国ネバダ州の空軍基地にある極秘施設で、古くから航空機や兵器の実験が行われてきたとされ、UFOや宇宙人との関連性がささやかれる場所。アメリカ政府は長らく存在を否定していたが、2013年に施設が実在することを認めた。
本作は1980年代後半を舞台に、エリア51のニュースを最初に伝えたラスベガスのテレビジャーナリストを描く物語。プロットの詳細は明かされていないが、脚本は『レゴ®ニンジャゴー ザ・ムービー』(2017)のトーマス&ウィリアム・ウィーラーが執筆した。
プロデューサーはトレボロウ&レイノルズのほか、『デッドプール&ウルヴァリン』(2024)のジョージ・デューイー、『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)のアシュリー・フォックス、『ダム・マネー ウォール街を狙え!』(2023)のジョニー・パリソー。製作総指揮は『アダム&アダム』(2022)のパトリック・グーイング、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022)のアニス・ハミルトンが務める。
ちなみに現在のハリウッドでは「UFOモノ」がにわかに盛り上がっており、『トップガン マーヴェリック』(2021)の監督ジョセフ・コシンスキー&製作ジェリー・ブラッカイマーが“UFO暴露”の新作映画を準備しているほか、『ヴァチカンのエクソシスト』(2023)のプロデューサーであるジェフ・カッツも実在の“超常現象DJ”アート・ベルを描く映画を進行中。不安定な世相や業界の反映か、それとも……。
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Source: Deadline