【ネタバレ】『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』ハックス将軍&プライド元帥、冒頭の出番をカットされていた

この記事には、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のネタバレが含まれています。すでに作品を鑑賞された方向けの内容となりますのでご注意下さい。なお、このページをSNSにてシェア頂く際は、記事内容に触れないようお願い致します。

ハックス&プライド、カイロ・レンに同行していた
『スカイウォーカーの夜明け』の公開にあたり、ハックス将軍役のドーナル・グリーソンと、プライド元帥役のリチャード・E・グラントがkinowetterのインタビューに登場。全編にわたってロケ撮影の多い本作だが、ファースト・オーダーの幹部であるハックス&プライドは基本的に軍の旗艦に乗り込んでおり、外に出ることがほとんどない。「ロケには行かれましたか? それともずっとスタジオでの撮影でしたか?」と尋ねられるや、リチャードは「ずっとスタジオだったよね」とドーナルに一言。すると、ドーナルからは裏話が飛び出した。
ドーナル:一度だけスタジオ以外での撮影があったんですが、カットされちゃいました。
リチャード:そう。一度だけ戦闘シーンに出ていたんですよ。森の中で、カイロ・レンと一緒にね。だけど僕たちのところはカットされたので、特典映像を待つしかないんです。
2人は決して多くを語っていないが、「森の中で、カイロ・レンと一緒」の戦闘シーンといえば、映画の冒頭シーン、カイロがファースト・オーダーやシスについて探るべく、祖父ダース・ベイダーの拠点があった惑星ムスタファーを訪れる場面だろう。そこでカイロはライトセーバーを操り、赤い森の中で、ムスタファーに移住してきたアラズメクの入植者たちと戦うのだ。カイロがこの地を訪れたことには個人的な背景もありそうだが、部下であるハックスとプライドもこの地を訪れ、カイロとともに行動したことになる。さて、リチャードの予告通り、ブルーレイの特典映像として収録されるかどうか……。
本編において、ハックスとプライドは決して出番の多いキャラクターではなかった。『最後のジェダイ』(2017)を経てカイロに最高指導者の座を完全に明け渡したハックスは、実はレジスタンス側のスパイだったことが発覚し、プライドに見抜かれて射殺される。その後、カイロがレイとの戦いを経てベン・ソロに戻ったのち、プライドは事実上の指導者としてファースト・オーダーを牽引するのだ。
今回のインタビューで、リチャードはプライドという人物を『エピソード4/新たなる希望』(1977)に登場したターキン総督(ピーター・カッシング)の「後を追う」キャラクターだと説明。「冗談が通じず、髪形も同じだし、容赦もないですしね」。一方、プライドという新しい上司を得たハックスについて、ドーナルは「状況が変わってプレッシャーが大きくなっているし、楽しんではいません」と語っている。撮影期間は長くなかったとみられるが、J・J・エイブラムスとの再びの作業を楽しんだようだ。
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日(金)より公開中。
Source: kinowetter