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アメリカのスーパー・ヒーロー達はドナルド・トランプ当選をどう見るのか?

これが現実なのだろうか?

日本時間でアメリカ大統領選挙から一夜が開け、各メディアはドナルド・トランプ大統領誕生によって、世界、アメリカ、そして日本にどのような経済的影響が及ぶかを報じている。勝利を受け、なんだか当の本人も「本当に当選しちゃったよ」とでも漏らしそうな表情をしているのが印象的だ。

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アメリカ各所では既に暴動に似た抗議活動が巻き起こっており、国外脱出を真剣に検討するなどの拒絶反応が見られている。ポップスターやセレブたちも口々に怒りや悲しみの意見を公にしており、たとえばレディー・ガガなどはニューヨークのトランプ・タワー前で『愛は憎しみに勝る』というプラカードを掲げ、反トランプの意を改めて示した。


アメリカの美徳を守り、ダイバーシティ(多様性)を尊重するヒーローたちは、白人至上主義であり超資本主義のドナルド・トランプ大統領をどう迎えるのであろうか。

オバマとトランプ、マーベル・コミックでの扱いの違い

2008年の大統領選挙でバラク・オバマが当選した際、コミックヒーローは史上初の黒人大統領を歓迎した。コミックの中でスパイダーマンはオバマの大統領就任式に現れ、式を妨害しようとするヴィランから彼を守った。最後には、オバマとスパイダーマンが固い握手を交わしている。

スパイダーマンとオバマ大統領
http://comicvine.gamespot.com/articles/spder-man-meets-president-obama/1100-137748/

かたやドナルド・トランプといえば、実は既に『ヴィラン』としてコミックに登場している。2016年6月に発売されたマーベル・コミック”Spider-Gwen Annual #1″にて、ドナルド・トランプそっくりの顔をしたヴィラン、その名もM.O.A.A.K (Mental Organism Designed As America’s King=「アメリカ王として設計された精神有機体」)が紙上にてふんぞり返っている。

時代を大きく変える一大事であるだけに、トランプ新大統領を題材としたエピソードは今後必ず発刊されるに違いない。キャプテン・アメリカやスパイダーマンらがトランプとどう対峙するのかについては、今後のコミックの動向を待つとして、ここでは映画でヒーローを演じた役者達がトランプ当選の知らせにどう反応したかを見てみよう。

クリス・エヴァンス = キャプテン・アメリカ、スティーブ・ロジャース


「アメリカにとって恥じるべき夜だ。憎悪をかりたてる扇動者にこの大国の指揮を委ねてしまった。イジメの代表者に我々の指針を委ねてしまった。僕は打ちのめされている。」

マーク・ラファロ = ハルク、ブルース・バナー


「今、我々がすべきことがわかるかい?我々が築いてきたものを完成させ、反撃に出ろ!兄弟、姉妹たちよ、顔を上げるんだ。」

カール・アーバン = レナード・”ボーンズ”・マッコイ(スター・トレック


「速報 トランプ、ムスタファー・システムを獲得」

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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