【ネタバレ】『ザ・スーサイド・スクワッド』ポルカドットマン巡るトリビア、ジェームズ・ガン監督があっさり否定

この記事には、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のネタバレが含まれています。

ポルカドットマンを巡るトリビアをTwitterに投稿したのは、映画の小ネタやうんちくを紹介する一般アカウント。2021年8月17日の投稿で「『ザ・スーサイド・スクワッド』でポルカドットマンがミルトンに愛着を持っていた理由は、キャラクター(ポルカドットマン)を作った人の名前が、ミルトン(・ビル)・フィンガーとしても知られるビル・フィンガーだからです」とうんちくを紹介した。
しかし、投稿から一日あまりでこれが誤りであることが判明する。この投稿を見たジェームズ・ガン監督自らが、「違います(Nope)」とあっさり否定したのだ。さらに、これに続くスレッドではガン監督が「ネタバレ注意」と前置いた上で事実を正している。
「ポルカドットマンは、特にミルトンに愛着を感じていたわけではないです。ただ彼は、みんなにミルトンを惜しませるような場を持たせようとしていました。それこそが、彼らの“繋がり”です。これについては、撮影前にデヴィッド・ダストマルチャンと話し合いました。」
SPOILER:
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I don’t think PDM thought about Milton much more than anyone else. But he’s always for grabbing an opportunity for people to feel sorry for him, thus their “connection.” Talked about this w/ @dastmalchian before filming.— James Gunn (@JamesGunn) August 18, 2021
悪党でもなんでもない抵抗軍のいちメンバーのミルトンは、悪党たちを援護するためにヨトゥンヘイムに潜入したものの、最後はあっさりと銃で撃たれ死んでしまった。ハーレイ・クインやブラッドスポートら、“スーサイド・スクワッド”たちのメンバーがミルトンの死を気にもかけなかった一方で、ポルカドットマンだけが彼の死を惜しんでいた。ポルカドットマンの優しさがにじみ出たシーンであり、のんきな悪党たちをコメディタッチに描いた一幕でもあった。
ミルトンの存在を完全に忘れていたハーレイは、死んだ姿を見て「あ、あのミルトンね」と思い出していたようだったが、ミッションコンプリート後には、ブラッドスポートをミルトンと呼び間違えていた。“良いヤツ”だったミルトンは、最後の最後までハーレイに美味しいところを持っていかれてしまったわけだ。
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』は全国公開中。
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