『ザ・スーサイド・スクワッド』アマンダ・ウォラー主役の新スピンオフドラマが進行中、ヴィオラ・デイヴィスが主演で交渉段階

DCコミックスの悪党集団を新たに映画化した『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のキャラクターを中心に描く「ピースメイカー」に続き、アマンダ・ウォラーを主役に据えた新スピンオフドラマの製作が進行中だ。同役を演じたヴィオラ・デイヴィスが主演で交渉段階にあることが明らかになった。米Deadlineが報じている。
アマンダ・ウォラーは、『スーサイド・スクワッド』(2016)『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』に登場したキャラクター。秘密政府組織A.R.G.U.S.(アーガス)で長官を務めるウォラーは、スーパーヴィランの極秘チームであるスーサイド・スクワッドやタクス・フォースXを結成し、その冷徹とも取れる決断力で、一瞬もひるむことなくエクスペンダブルなチームを危険極まりないミッションへ送り込む。両作でウォラー役を演じたデイヴィスは、「ピースメイカー」にもカメオ出演している。
米HBO Maxで進行しているスピンオフ企画の詳細は不明だが、デイヴィスが主役・製作総指揮で交渉段階にあり、DCドラマ「ウォッチメン」(2019)「APB ハイテク捜査網」(2017)などでペンを執ったクリスタル・ヘンリーが脚本・製作総指揮を担うとのこと。また、『ザ・スーサイド・スクワッド』でメガホンを取り、「ピースメイカー」でクリエイターを務めるジェームズ・ガンとプロデューサーのピーター・サフランも製作総指揮に名を連ねている。
2022年1月にはガン監督が、『ザ・スーサイド・スクワッド』のスピンオフドラマ第2弾に取り組んでいることを明かし、「このユニバースと繋がっているが、『ピースメイカー』ほどコメディにはならないだろう」と語っていた。なお、すでに「ピースメイカー」はシーズン2の製作が決定し、『ザ・スーサイド・スクワッド』のユニバースは次々に拡大中だ。
▼『ザ・スーサイド・スクワッド』の記事
幻の『スーサイド・スクワッド2』ウィル・スミス演じるデッドショットと娘の物語だった ─ 「コメディにできますか?」DC体制変更で頓挫 そしてジェームズ・ガン版へ 新DC第1作「クリーチャー・コマンドーズ」配信開始、日本版予告編が公開 ジェームズ・ガン製作 『スーサイド・スクワッド』キャプテン・ブーメラン役、まだ再演を諦めていない ─ 「オリジン・ストーリーをやるという夢がある」 いずれ再登場なるか マーゴット・ロビー、ハーレイ・クイン役は「演じ継がれるキャラクターになって欲しい」 ─ レディー・ガガにバトン 「いろんな方向性がある」 新生DCユニバース、ブルービートル&ピースメイカー&アマンダ・ウォラーが続投 ─ ジェームズ・ガンが認める 単独映画『ブルービートル』は非正史扱いに?
Source:Deadline