元マイケミのジェラルド・ウェイ手がけるNetflixドラマ「アンブレラ・アカデミー」が撮影開始

解散した人気バンド「マイ・ケミカル・ロマンス」の元フロントマン、ジェラルド・ウェイが原作コミックを手掛けたNetflixドラマ「アンブレラ・アカデミー(原題:The Umbrella Academy)」が撮影開始を迎えたようだ。2018年1月16日、原作コミックのアートを手掛けたガブリエル・バーが、ジェラルド・ウェイと共に仲良くカチンコを手にする写真と共に撮影開始を報告した。
ドラマシリーズ「アンブレラ・アカデミー」は、ダークホース・コミックより2007年にリリースされた同名コミックをNetflixにて全10話構成で映像化するもの。ジョン・F・ケネディが暗殺されなかったパラレル・ワールドを舞台に、特殊能力を持った7人の子供達の活躍を描く。世界中で妊娠していない43人の女性が同時刻に突然出産するという異常事態が発生。天才発明家ハーグリーヴズは、そのうち7人の子供達を引き取り、「世界を救うため」とだけ残し、姿を消す。機能不全家庭で育った7人はそれから20年後、ハーグリーヴズの死をきっかけに再集結するのだが…。
原作コミックを手掛けたジェラルド・ウェイは、2013年に惜しまれながらも解散したアメリカの人気ロックバンド、「マイ・ケミカル・ロマンス」のヴォーカリストとしてロック・ファンの間では馴染みの存在。2007年には日本の音楽番組「ミュージックステーション」に出演し、武道館ライブも成功させたほか、大ヒット曲「Welcome To The Black Parade」は日本でもスバル・フォレスターのCMソングにも起用された。バンド解散後のジェラルドは2014年にソロアルバム『ヘジテイト・エイリアン(Hesitant Alien)』を発表。2015年の来日時にはVAMPS、sads、[Alexandros]と共演している。
ドラマ「アンブレラ・アカデミー」は2018年にNettflix配信予定。「ゲーム・オブ・スローンズ」ディコン・ターリー役のトム・ホッパーや、『インセプション』(2010)や『X-MEN:フューチャー&パスト』キティ・プライド役のエレン・ペイジのキャスティングも伝えられている。
Eyecatch Image:https://www.facebook.com/gabriel.ba1/photos/a.590612344303080.1073741828.242510472446604/1731363556894614/