「ウォーキング・デッド」映画版、米予告編が公開 ─ リックの「その後」描く3部作、劇場公開の方針へ

人気ドラマ「ウォーキング・デッド」(2010-)を、アンドリュー・リンカーン演じるリック・グリムスを主人公として映画化する『ウォーキング・デッド(仮題)』の米国版予告編が公開された。これは2019年7月19日(米国時間)、ポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン」にて初上映されたものだ。
リック・グリムスは「ウォーキング・デッド」シーズン9をもって出番を終了しており、既報によると、映画版はリックの“その後”の物語が描かれる3部作になるとのこと。3部作はそれぞれ独立した物語で、第1作はリック最後の登場から数年後が舞台となるようだ。脚本は「ウォーキング・デッド」シリーズのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるスコット・M・ギンプルが執筆する。

2018年11月に映画版の製作が発表された当初、3部作は「高予算かつ長編のテレビ映画」と伝えられていたが、今回の予告編では、本作が劇場公開のみとなることが明かされた。大幅な方針転換が行われたとみられ、米国での配給はユニバーサル・ピクチャーズが担当する。
なお製作を担当する米AMC局は、映画版第1作の撮影を2019年内に開始したいとの意向を示していたが、企画の進捗状況は分かっていない。しかしリック役のアンドリューは、当初「ウォーキング・デッド」シーズン10のエピソード監督を務める予定だったものの、スケジュールの事情により監督登板が見送られたと報じられている。これは映画版の撮影が始まるためか、それともまったく別の企画に参加するためなのか。
映画版『ウォーキング・デッド』(タイトル未定)の製作・撮影時期は不明(2019年7月20日現在)。
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