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『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』音楽チーム、新作ミュージカルドラマでアリシア・キーズとタッグ

グレイテスト・ショーマン
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『グレイテスト・ショーマン』(2017)劇中曲の作詞・作曲、『ラ・ラ・ランド』(2016)作詞を担当した注目のソングライター・デュオ、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが、米Showtime製作の新作ミュージカルドラマ(タイトル未定)を手がけることがわかった。米The Hollywood Reporterなどが報じている。

この作品は、一人の若い女性ミュージシャンが幼少期に過ごした家に戻ったことから、家族に隠された謎が明らかになっていくストーリー。現代と1959年のデトロイトを舞台に、世代をまたいで「エモーショナルで複雑な家族の物語」が描かれていくという。パセック&ポールはエグゼクティブ・プロデューサーを務め、もちろん劇中の音楽を担当する。

同じくエグゼクティブ・プロデューサーとして参加するのは、2019年2月に2年ぶりの新曲「Raise A Man」をリリースしたR&Bシンガーのアリシア・キーズ。女優業の経験もあるが、本作に出演するかどうかは不明だ。

シリーズの脚本とエグゼクティブ・プロデューサーを兼任するのは、ブロードウェイ・ミュージカル『スポンジボブ・スクエアパンツ』を手がけたカイル・ジャロー。そのほかプロデューサー陣には、『ラ・ラ・ランド』でパセック&ポールとタッグを組んだマーク・プラット、ミュージカルドラマ「ナッシュビル」(2012-2018)のR・J・カトラー、エミー賞受賞歴を持つアダム・シーゲルが名を連ねた。ミュージカルを作らせれば右に出る者のいないほど強力な顔ぶれが結集したわけである。

パセック&ポールは『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』のほか、実写版『アラジン』でジャスミンが歌う新曲「スピーチレス~心の声(Speechless)」の作詞も担当して話題を呼んだばかり。DCドラマ「THE FLASH/フラッシュ」シーズン3(2017)のミュージカル・エピソード「デュエット」にて、グラント・ガスティンが歌った「Runnin’ Home to You」も手がけた。今後はディズニー実写版『白雪姫(原題:Snow White)』にも新曲を書き下ろすほか、自らの出世作となったブロードウェイ・ミュージカル『ディアー・エヴァン・ハンセン(原題:Dear Evan Hansen)』の映画版も控えている。

映画『グレイテスト・ショーマン』ブルーレイ&DVDは発売中。

Source: THR

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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