リックが帰還「ウォーキング・デッド」新スピンオフ迫力の予告編が公開、日本語メッセージも登場

「ウォーキング・デッド」(2010-2022)のリック&ミショーンを主人公としたスピンオフドラマ「ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ」より、久々のリック無双を予感させる迫力満点な予告編が公開された。
本作は、「ウォーキング・デッド」作中で行方不明となっていたリック(アンドリュー・リンカーン)&ミショーン(ダナイ・グリラ)のその後を描く物語。リックはシーズン9でCRM(市民共同体軍)に連れ去られて以来、ミショーンはシーズン10でリックを探す旅に出て以来、長らく姿を消していた。その後、シリーズ最終回のラストで少しだけ姿を見せた2人が、本作で正式にカムバックする。
予告編は「彼(リック)を探している。北へ向かうの」と話すミショーンの声で始まり、「今は北に行かない方がいい」と警告する女性の声が続く。本家のフィナーレでも目にしたミショーンとウォーカーの大群の対峙シーンが登場した後、リックが姿を現す。
妻も娘も自分の人生も「自分で選んだものだ」と語るリック。その声と同時に、彼がCRMの基地のゲートで大量のウォーカーを退治する場面と、血まみれ姿で地面に座り込む場面が交互に映し出される。本作では久々に、ファン待望のリック無双が期待できそうだ。
また一際目を引くのが、リックとCRMのビール少将(テリー・オクィン)が1対1で話す場面だ。ビールが「私の目を見ろ。なぜここにいる?殺したいのか?死にたいのか?」と質問すると、リックは彼の顔をじっと見て「私の目を見てください、少将。こっちが聞きたいぐらいだ」と回答。ビールは別のスピンオフ「ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド」で名前だけ言及されていたキャラクターだが、本作でリックにとってどのような存在となるのか。
終盤では、迫力満点のアクションシーンが次々登場。鬼気迫る表情で戦うリック、刀をふりかざすミショーン、燃え盛るウォーカー、何者かに銃を向けるジェイディス(ポリアナ・マッキントッシュ)、ド派手なビルの爆破シーンなどがアドレナリン全開で駆け巡っていく。そして最後はミショーンの「その気になれば、私たちはこのクソみたいな世界をモノできる」というセリフで締めくくられる。
ちなみに予告編では、本家にもチラリと登場した、ミショーン&ジュディス(ケイリー・フレミング)の似顔絵&日本語が彫られたスマホ画面もフィーチャーされている。新キャラクターのナット(マット・ジェフリーズ)から、リックが残したであろう「もう少し信じてみて」という日本語メッセージの意味を教えてもらうミショーン。なぜ日本語なのか?という背景が、本編で明かされることに期待したい。
「ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ」は、2024年にU-NEXTで日本配信予定。アメリカでは2024年2月25日よりAMCとAMC+で放送・配信開始となる。
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