『タイラー・レイク2』約14分間のワンカット・アクションあり ─ 前作超えの長回しアクション

クリス・ヘムズワース主演、Netflix製作によるノンストップ・サバイバルアクション大作映画『タイラー・レイク -命の奪還-』(2020)。その続編では前作の12分間を超える、なんと14分間ものワンカット・アクションシーンがあるという。脚本・製作のジョー・ルッソが米Colliderにて明かした。
『タイラー・レイク -命の奪還-2』では、前作で命を落としたかに見えた傭兵タイラー・レイクが復活。監禁虐待されている、残忍なギャングの家族を救出するというミッションに挑む。
第2作にプロデューサーとして復帰し、今回は脚本も担当したジョー・ルッソは、この続編に14分間のワンカットシーンがあることを認め、「ストップウォッチが計ったわけではないですが、かなり正確だと思います」とコメントした。詳細は伏せながらも、その場面にヘリコプターが登場している可能性も示唆している。
すでに公開された初予告編でも、タイラーが壮絶な接近戦を繰り広げる“長尺ワンカット”のアクションシーンを見ることができる。タイラーが少女を守るべく、右腕が炎に包まれながらも、次々に襲いかかる敵を相手に孤軍奮闘の肉弾戦を見せる。瞬きさえ許さぬほどの息をもつかせぬ怒涛のアクションが展開されるのだ。
もっとも、ジョーが言及した“14分のワンカットシーン”が、この予告編に含まれている場面と同じものかは不明。予告後半、1分30秒ごろには、タイラーが雪に覆われた地でヘリコプターに向けてマシンガンをブっ放し、ヘリが墜落して大炎上するシーンが挿入されているのだ。こちらが14分間の長回しで撮影された可能性もありそうだ。
続編には主演のクリス・ヘムズワースに加え、傭兵たちを率いたニック・カーン役でゴルシフテ・ファラハニが続投。新キャストとして『ジョン・ウィック』(2014)のダニエル・バーンハード、『アビゲイル クローズド・ワールド』(2019)のグルジア人俳優ティナティン・ダラキシュヴィリが加わった。前作に続いてサム・ハーグレイヴが監督で続投し、脚本はジョー・ルッソ、製作をアンソニー&ジョー・ルッソが担当している。
Netflix映画『タイラー・レイク -命の奪還- 2』は2023年6月16日より独占配信。
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Source: Collider