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クリス・ヘムズワース主演『タイラー・レイク』、ドラマ化の可能性か

タイラー・レイク -命の奪還- 2
Netflix映画『タイラー・レイク -命の奪還-2』6月16日(火)より独占配信

クリス・ヘムズワース主演のNetflix映画『タイラー・レイク』シリーズに、ドラマ化の可能性があるようだ。

金融・経済系の米メディアBloombergが、Netflixの動向を伝えるニュースレター内で伝えた。ストリーミング事業者が「フランチャイズ時代」に突入したと伝える内容で、Netflixが現在いくつかのスポンオフドラマを検討しているといい、その中に『タイラー・レイク』も含まれるというものだ。ハリウッドの伝統的なやり方に倣って、既存のIPから続編や前日譚、リブートをより多く製作するようになる、というものである。

このシリーズは2020年に『タイラー・レイク -命の奪還-』が登場。マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズで知られるルッソ兄弟が製作を務め、ジョー・ルッソは脚本も執筆。監督はルッソ兄弟の作品に多く携わるスタントマンのサム・ハーグレイブ。スタント出身ならではのド派手で肉体的なアクションが評判を呼び、2023年には続編『タイラー・レイク -命の奪還-2』も配信された。

1作目は視聴世帯数記録を打ち立てるヒットに。ジョー・ルッソは3作目の可能性も語っていた。

アクション映画からドラマに派生した例として、最近では『ジョン・ウィック』のドラマ「ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から」があった。ドラマ版は作品の世界観を深掘りできる利点がある一方で、映画の人気を牽引する主演役者が続投するかどうかも重要なポイントだ。

この映画の魅力はヘムズワースのキャラクターが満身創痍になりながら体当たりで挑むアクションに依るところが大きいので、もしもドラマ化されるのであれば、ヘムズワースが主演をするか、サム・ハーグレイブがきちんと製作に携わるのかどうかに注目。『マッドマックス:フュリオサ』を撮り終えたヘムズワースは、かねてより休業の意向も示しているが……?

Source:Bloomberg

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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