『アンチャーテッド』猫ちゃん、マーク・ウォールバーグとの共演に一苦労

人気ゲームを実写化した映画『アンチャーテッド』が公開中だ。トム・ホランドとマーク・ウォールバーグがゲームでお馴染みのトレジャーハンター、ネイトとサリーを演じるこの映画では、劇中に可愛らしい猫が登場する。
この猫はマーク・ウォールバーグが登場するシーンに現れるわけだが、どうやら演じたウォールバーグは猫アレルギー持ちだったらしい。そのため撮影には一工夫が求められたと、監督のルーベン・フライシャーは米ScreenRantに話している。
「そのシーンはトリッキーでした。彼(ウォールバーグ)が、あまり長いこと猫の近くにいられないんですよ」とフライシャー。続けて、「マークも猫ちゃんと同じくらい良い子だった」と愛溢れるコメントを加えている。
映画に登場した猫の名前はミスター・ウィスカーという。ネタバレを防ぐため詳細の説明は控えるが、とあるシーンではウィスカーちゃんが「完璧な」タイミングで動いてくれるという演技を披露してくれたそう。「それ以上は求められませんでした。動物って難しいですからね。ミスター・ウィスカーは自分の出番を見計らい、自分のセリフを完璧に言ってくれました」と、フライシャーはウィスカーちゃんの“名優”ぶりを称えている。
ハリウッド映画では、時々猫ちゃんとの共演の苦労話が聞こえてくる。例えば『キャプテン・マーベル』(2019)ではグースという名前の猫ちゃんが重要な役割で登場したが、主演のブリー・ラーソンが猫アレルギー持ちということでほぼ共演ができず、ぬいぐるみで代用したり、触れたとしてもすぐに手を拭かせたりといった工夫をしていたそう。大変だニャー。
Source:ScreenRant