トム・ホランド主演、映画版『アンチャーテッド』の製作は「スタートラインに近い」 ― 脚本作業は順調に進行中

『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)のトム・ホランドを主演に迎え、同名の人気ビデオゲームを映画化する『アンチャーテッド(邦題未定、原題:Uncharted)』の企画が順調に進行しているようだ。
映画版『アンチャーテッド』で監督を務めるのは、『ナイト ミュージアム』シリーズや『リアル・スティール』(2013)を手がけ、ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)で監督&製作総指揮を担当しているショーン・レヴィ。「ストレンジャー・シングス」シーズン3の製作で多忙を極めるなか、米The Playlistのインタビューにて、監督は『アンチャーテッド』の近況を報告している。

『アンチャーテッド』のほか複数の企画を控えるショーン監督だが、「現在、スタートラインに一番近いのは『アンチャーテッド』」だという。
「(『アンチャーテッド』は)非常に大きなタイトルですよね。現時点ですごく出来の良い脚本があって、トム・ホランドというスターがいる。今の問題はスケジュールと追加のキャスティングです。私に言えるのは、(本格的な始動が)一番近づいているように思われる、ということですよ。すごく楽しみな映画なんです。」
映画版『アンチャーテッド』のストーリーについて、米Varietyは「ネイサン・ドレイク(原作ゲームの主人公)の前日譚となり、トムは若き日のネイサンを演じると思われる」と伝えている。もちろん現時点で内容の詳細は不明だが、ショーン監督の発言を鑑みるに、脚本はほぼ完成に近づいているということだろう。
2018年8月現在、トムはマーベル・シネマティック・ユニバース作品『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)の撮影中。今後は『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』や、デイジー・リドリー&マッツ・ミケルセンと共演する『Chaos Walking(原題)』の追加撮影が控えているほか、複数のプロジェクトが待機中だ。「スタートラインに近い」という『アンチャーテッド』だが、撮影はいつから始まることになるだろう?
映画『アンチャーテッド(邦題未定、原題:Uncharted)』の劇場公開時期は不明。
Sources: The Playlist, Variety