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『アンチャーテッド』映画版、もうすぐ撮影開始 ─ ゲーム『海賊王と最後の秘宝』の影響大、トム・ホランドが認める

トム・ホランド
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28652895005/

人気アドベンチャーゲームの実写映画版『アンチャーテッド(原題:Uncharted)』の撮影は、なんと2020年3月中旬にも開始されるという。2020年2月18日(米国時間)、主演のトム・ホランドが「撮影はあと4週間くらいで始まります」と公に発言した。米IGNが報じている。

『アンチャーテッド』映画版は、これまで多くの監督と脚本家が就任・離脱を繰り返しており、2020年1月下旬に米国公開の再延期が決まったばかり。新たな監督候補として『ヴェノム』(2018)や『ゾンビランド』シリーズを手がけたルーベン・フライシャーの名前が伝えられていたが、続報や公式発表は届けられていない。しかし、すでに新たな監督が起用されていることは間違いないだろう。トムによると、スタントチームは準備のためにドイツ・ベルリンで作業にあたっているという。

ゲームの前日譚となる本作でトムが演じるのは、主人公ネイサン・ドレイクの若年期。映画のストーリーは謎に包まれているが、トムはゲーム版のシリーズ第4作『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』を大好きなゲームのひとつに挙げており、「あのゲームからはたくさんのインスピレーションを得ています」と語った。「だけど、(映画のネイサンは)とても若いし、新たな解釈になります。彼の若い頃はさほど知られていませんから」。

なお、ネイサンの師匠であり相棒のビクター・“サリー”・サリバン役を演じ、トムとタッグを組むのは、『トランスフォーマー』『テッド』シリーズのマーク・ウォールバーグだ。来たる撮影開始に向けて、トムは「グローバルに世界を旅して、素晴らしいところにあちこち行きますよ。マークと最高の夏を過ごします」と気合十分。それもそのはず、『アンチャーテッド』はトム自身が出演を熱望した企画だったのである。

「トム・ロスマン(ソニー・ピクチャーズ会長)と話していた時、ゲームの話題になったんです。“『アンチャーテッド』をクリアしたところなんですよ”と言ったら、“じゃあネイサン・ドレイクをやってみる気はない?”と言われて。“ネイサンを演じられるならどんなことでもします。やらせてください、最高の映画にしますから”と言ったのを覚えてます。」

先日、トムは映画版の脚本について「今までに読んだ中でも一番の出来栄えに入ります。すごく、すごく良い出来です」と述べていた。多くのファンが、そしてトム自身が待ち望んだ映画化企画が、いよいよ本格的に前進する。

映画『アンチャーテッド(原題:Uncharted)』は2021年3月5日に米国公開予定。

Source: IGN

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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