トム・ホランド主演『アンチャーテッド』6週間の製作休止へ ─ 『スパイダーマン』第3作への影響どうなる

『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランド主演、人気アドベンチャーゲームの実写映画版『アンチャーテッド(原題:Uncharted)』が、新型コロナウイルスの影響を受けて、6週間の製作休止になったことがわかった。米Deadline、Varietyが報じている。
ソニー・ピクチャーズ製作による本作は、プリプロダクション(撮影準備)の段階にあり、Varietyによると、2020年4月にドイツ・ベルリンで撮影開始予定だったという。6週間の休止を経ることから、製作の再開は早くとも4月末から5月初旬になると思われる。しかし7月には『スパイダーマン』第3作(タイトル未定)の撮影が予定されており、同作への影響も気になるところだ。
ソニーは『アンチャーテッド』の他にも、シンガーソングライターのカミラ・カベロ主演の新映画版『シンデレラ(原題:Cinderella)』、ケヴィン・ハート&ウディ・ハレルソン出演のアクション・コメディ映画『The Man From Toronto(原題)』、ダコタ・ファニング&エル・ファニング姉妹の初共演作『ザ・ナイチンゲール(原題:The Nightingale)』などの製作も一時休止することを決定している。いずれも撮影の再開時期は未定だ。
映画版『アンチャーテッド』では、ゲームで語られることのなかった主人公ネイサン・ドレイクの若き日の姿が描かれる。出演者にはネイサン役のトムをはじめ、ネイサンの師匠であり相棒のビクター・“サリー”・サリバン役を演じる『トランスフォーマー』『テッド』シリーズのマーク・ウォールバーグ、『デスペラード』(1995)『ペイン・アンド・グローリー』(2020年初夏公開)のアントニオ・バンデラスらが参加。監督は『ヴェノム』(2018)『ゾンビランド』シリーズのルーベン・フライシャー監督が務める。
映画『アンチャーテッド(原題:Uncharted)』は2021年3月5日に米国公開予定。