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トム・ホランド主演、映画版『アンチャーテッド』の監督が降板 ─ ライアン・レイノルズ主演映画が始動のため

©THE RIVER

同名の人気アドベンチャー・ゲームを原作とする映画版『アンチャーテッド(邦題未定、原題:Uncharted)』から、監督を務める予定だったショーン・レヴィが降板したことがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

映画『ナイト ミュージアム』シリーズやNetflixドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)などを手がけてきたショーン監督が『アンチャーテッド』に参加したのは2016年のこと。2018年8月には本作の進捗状況について「今の問題はスケジュールと追加のキャスティング」だと語っていたが、このたび自身のスケジュールによって降板が決定した。

直接の要因となったのは、『デッドプール』シリーズで知られるライアン・レイノルズ主演の新作SFコメディ『Free Guy(原題)』の撮影が2019年4月から始まるため。以前の報道ではショーン監督は同作で製作総指揮を担当すると伝えられていたが、監督を兼任することがのちに決定し、スケジュールの都合で『アンチャーテッド』を離脱することになったという。

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映画版『アンチャーテッド』はゲーム版の主人公ネイサン・ドレイクの前日譚を描くストーリーとなり、主演には『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)のトム・ホランドが起用されていた。The Hollywood Reporterによると、トムは現在も企画に関与しており、すでに監督後任者の検討は始められているという。今後、新監督による指揮のもと企画は再出発することになるだろう。

ショーン監督による『Free Guy』は、架空のオープンワールドのアクション・アドベンチャー・ゲームを舞台に、自分がゲームの背景キャラであることに気づいてしまった銀行窓口係の男を描くストーリー。主人公はとあるアバターと共に、創造者の手で世界がシャットダウンされるのを防ごうとするという。奇しくも監督は、スパイダーマン俳優からデッドプール俳優のもとへ、また実在ゲームの映画化企画から架空のゲームを描く映画へと移動するわけである……。

映画『アンチャーテッド(邦題未定、原題:Uncharted)』の撮影・公開時期は不明

Source: THR

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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