『アベンジャーズ』スカーレット・ウィッチとヴィジョンのスピンオフドラマ、『キャプテン・マーベル』脚本家が製作総指揮に ─ ブラック・ウィドウ単独映画の脚本も

『キャプテン・マーベル』の脚本家ジャック・スカエファーが、マーベル・スタジオ企画のスカーレット・ウィッチとヴィジョンのスピンオフ作品で製作総指揮・脚本を担当することが明らかになった。米The Hollywood Reporterが報じている。
このドラマは、2019年にディズニーが開始する新ストリーミング・サービス「Disney+」の主力コンテンツとして進行中。企画が報じられた2017年9月当初は、スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ単独のスピンオフドラマになると伝えられていたが、その後、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でワンダとの恋模様が描かれたヴィジョンも共に主人公になることが明らかになっている。企画が無事に成就した場合、『アベンジャーズ』シリーズで同役を演じたエリザベス・オルセンとポール・ベタニーが続投すると見られている。
スカエファーは、本作の製作総指揮を務めるほか、パイロット版の脚本も執筆する。2019年1月10日現時点で本作に関する正式発表はなされていないが、企画が順調に進行していると見て良いだろう。
なお、スカエファーは本作と『キャプテン・マーベル』の他にも、製作準備中とされるブラック・ウィドウ単独映画の脚本も担当。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の女性ヒーローを描く上で、欠かせない人物となってきている。
「Disney+」では同作のほか、既にロキ(トム・ヒドルストン)のスピンオフドラマの製作が発表されているほか、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズとファルコン/サム・ウィルソンのコンビによるスピンオフ企画も進行中。いずれも、全6~8話ほどのリミテッドシリーズ(1シーズンのみ)の編成として検討されており、ライバルとなるドラマシリーズをしのぐ製作費が投じられるとのこと。
スカーレット・ウィッチとヴィジョンのスピンオフドラマの配信時期は未定。マーベル・スタジオから厚い信任を受けるスカエファーが、本作をどのような作品に仕上げるか楽しみだ。
Source: THR