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ジェラルド・バトラー『バニシング』メイキング映像 ─「奇抜な物語で先が読めない」脚本に惚れ込んだ実話スリラー

バニシング
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『エンド・オブ』シリーズや『ハンターキラー 潜航せよ』(2019)などのジェラルド・バトラー主演、実在事件を基にした衝撃のスリラー映画『バニシング』が2020年1月24日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国順次公開される。このたび、出演者のインタビューや撮影風景を収めたメイキング映像が到着した。

スコットランド沖の無人島に、3人の灯台守がやって来る。灯台守を25年続けているベテランのトマス、短気で粗暴な大男ジェームズ、新米の若者ドナルドは、6週間にわたって灯台を灯し続けるのが仕事だ。嵐の夜の翌朝、3人は瀕死の男を発見するが、逆に襲いかかってきた男を自衛のために殺してしまう。男の荷物に金塊が詰め込まれていたのを発見し、3人は動揺するも、やがて底知れぬ欲望が生まれてくるのだった。そこに金塊を求める2人組の男が現れ、彼らは少しずつ破滅へと追い詰められていく。

1900年12月、スコットランド沖の北大西洋に浮かぶ孤島で3人の灯台守が忽然と消えた。本作は〈フラナン諸島の謎〉と呼ばれる実在の失踪事件を題材に、大胆な仮説と解釈で描くミステリアス・スリラーだ。荒涼とした孤島を舞台に、人間の奥底に秘められた欲望や猜疑心、孤独感があらわになる、“人間心理の闇”をえぐる一筋縄ではいかない作品が誕生した。

今回のメイキング映像では、粗暴な大男ジェームズ役のバトラーが「脚本が秀逸で気に入った。奇抜な物語で、先が見えない展開に引き込まれた。最初はジェームズが一番平凡に見えるが、途中で雲行きが変わる。彼が壊れていくに従ってどんどん面白くなってきた」と語るほか、ジェームズが敵を棒で殴り、床に打ち付ける暴力シーンや、血まみれのまま料理をする様子の撮影風景も登場。

また、本作が長編映画デビュー作となるコナー・スウィンデルズは「脚本を読んで絶対に出演したいと思った。ドナルドは3人兄弟の末っ子的な役だ。僕にしか演じられない」と自信をにじませた。監督のクリストファー・ニーホルムも、「コナーは祖母に育てられボクシングをやっていて、もろさと純粋さがあり、この役に必要な資質が備わっていると思った。ドナルド役にはコナーしかいない」と絶賛している。

企画に惚れ込んだジェラルド・バトラーは、本作で主演・製作を兼任。共演者には『マイ・ネーム・イズ・ジョー』(1998)『戦火の馬』(2011)のベテラン俳優ピーター・ミュラン、新人コナー・スウィンデルズを迎え。ドラマ「THE KILLING /キリング」(2007-2012)を手がけ、長編映画を初めて手がけるクリストファー・ニーホルムが監督を務めた。

映画『バニシング』は2020年1月24日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー

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THE RIVER編集部THE RIVER

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