『マーベルズ』イマン・ヴェラーニ、ミズ・マーベルとチームアップしてほしい若手ヒーローの夢を語る

この記事には、「ミズ・マーベル」のネタバレが含まれています。

『マーベルズ』でカマラ・カーンは、“マーベルズ”と命名した新チームでキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース(ブリー・ラーソン)、モニカ・ランボー(テヨナ・パリス)とタッグを組み、強敵ダー・ベン(ゾウイ・アシュトン)との戦いに果敢に立ち向かった。
このチープアップからインスピレーションを得たカマラは、自分と同世代のスーパーヒーローチームを結成することを思い立ち、映画のラストで「ホークアイ」(2021)に登場したケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド)をリクルート。さらに、アントマン/スコットラング(ポール・ラッド)の娘キャシー・ラング(キャスリン・ニュートン )も誘うつもりだと言っていた。
現時点で確実に参加することが分かっているメンバーはカマラとケイトだけだが、その他にヴェラーニがタッグを組みたいと望んでいるキャラクターはいるのだろうか。
米Screen Rantの取材で答えたヴェラーニは、「ただ彼女たちが交流するのを見たいですね。多くの若者キャラクターの物語がまだ締めくくられていないし、ファンはキャラクターが友情を育み始めるのを見たいのではないかと思うんです」と前置きしてから本題へ。「カマラとアメリカ(・チャベス)の交流を見たいし、カマラとパトリオットが関わるのも見たいです」「(チームアップには)いろいろなやり方があるんじゃないかな」と語った。
ヴェラーニが言及したアメリカ・チャベスは、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)でデビューし、マルチバース間を行き来できる能力を持つキャラクターで、ソーチー・ゴメスが演じた。

以前にヴェラーニは、『マルチバース・オブ・マッドネス』と『マーベルズ』がロンドンの同じスタジオで撮影されたことをきっかけにゴメスと仲良くなり、一緒にご飯を食べに行ったと明かしていたことから、ゴメス演じるアメリカ・チャベスがヤングアベンジャーズのメンバー候補となるのは至極自然なことだろう。
その他に名前が挙がったパトリオットは、コミックでエリ・ブラッドリーとして知られるスーパーヒーロー。MCUでは「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)に、超人兵士計画の被験者として生き残った黒人兵士、イザイア・ブラッドリーの孫エリ・ブラッドリーとして初登場したが、エリの背景はほとんど紹介されなかった。コミックでエリは、超人能力を持つイザイアの血を輸血されて同等の能力を得ている。

ヤングアベンジャーズについては、かねてから近々MCUに登場するのではないかと囁かれていたが、いよいよ動き始めた。どのメンバーが顔を揃えるかは、おそらく今後にリリースされる映画やドラマシリーズで徐々に明らかになるのではないかと予想され、その過程を目にする日を楽しみに待ちたい。
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Source:Screen Rant