【更新】映画『ヴェノム』エミネムが楽曲を提供 ― 2000年代「時代の寵児」、ダークヒーローに何を託す

【更新 2018年8月31日14:43】
2018年8月31日、エミネムが新アルバム「Kamikaze」をサプライズリリースした。同アルバムには『ヴェノム』のテーマ曲「Venom」も収録されている。本記事の内容は初出時のままであり、最新の情報はこちらの記事にてご確認いただければ幸いである


米ソニー・ピクチャーズ製作、「スパイダーマン」シリーズのダークヒーロー、ヴェノムを主人公とする単独映画『ヴェノム』に、人気ラッパーのエミネムが楽曲を提供する可能性が浮上してきた。エミネムの公式Twitterにて、なんらかのコラボレーションを予告する映像が投稿されている。

公開された映像は、エミネムによる新曲が聴こえる中、『ヴェノム』のロゴにある「E」の文字がエミネム自身のロゴに変わるというもの。正確な情報は公式発表が待たれるものの、これはエミネムが『ヴェノム』に楽曲を提供したことを示唆するものとみられる。

かつてサム・ライミによる『スパイダーマン』3部作では、第1作(2002)にはニッケルバックのメンバーであるチャド・クルーガーが、第2作(2004)ではダッシュボード・コンフェッショナルが、そして第3作(2007)ではスノウ・パトロールがテーマソングを提供していた。エミネムが『ヴェノム』のためにテーマ曲を書き下ろしたとすれば、ソニー&スパイダーマンの“伝統”が11年ぶりに復活することとなる。

 

エミネム

DoD News photo by EJ Hersom https://www.flickr.com/photos/dodnewsfeatures/15585574949

エミネムは2000年のアルバム「ザ・マーシャル・マザーズ・LP」が発売後1週間で179万枚を売り上げ、ソロシンガーのアルバム売上記録としてギネスブックに登録される、主演・音楽を兼任した半伝記映画『8 Mile』(2002)が高く評価されるなど、主に2000年代前半に爆発的な人気を誇った。近年は第一線を退いたかのような活動が続いていたが、2017年にはアルバム「リバイバル」を発表、以前を彷彿とさせるような賛否両論を巻き起こしたのが記憶に新しい。

2018年、マーベル映画としては『ブラックパンサー』(2018)にケンドリック・ラマーが参加して大きな話題を呼んだほか、熱狂的人気を誇るドレイクチャンス・ザ・ラッパーが映画やテレビドラマの製作に進出、さらに俳優ドナルド・グローバーがチャイルディッシュ・ガンビーノとして世界的人気を獲得。カルチャーの最前線をひた走るヒップホップ・アーティストの活動は、今やジャンルや領域にとらわれることなく人々の注目を集めている。こうした状況において、『ヴェノム』とエミネムはどんなコラボレーションを見せてくれるのか、そして聴かせてくれるのか。

映画『ヴェノム』は2018年11月2日(金)より全国ロードショー。主演は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)などのトム・ハーディ、監督は『ゾンビランド』(2009)のルーベン・フライシャーが務める。

『ヴェノム』公式サイト:http://www.venom-movie.jp/

Source: Eminem

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