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ヴェノムとエディはブロマンス、スパイダーマンとのクロスオーバーも「いずれ実現」 ─ アンディ・サーキス監督に動画インタビュー

ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ
©2021 CTMG. © & TM 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

スパイダーマン最凶の宿敵を描く『ヴェノム』の続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が、ついに日本公開を迎えた。

THE RIVERでは、この待望作で監督を務めたアンディ・サーキスに単独インタビュー。サーキスといえば、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役や『猿の惑星』シリーズのシーザー役、『スター・ウォーズ』シリーズのスノーク役など、モーション・キャプチャー演技の第一人者として知られ、素顔でも『ブラックパンサー 』(2018)ユリシーズ・クロウ役の怪演などで知られる俳優だ。2022年公開予定の『ザ・バットマン』では、アルフレッド役も務めている。映画監督としての活躍も始めており、本作は長編3作目となる。

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今回は、THE RIVER公式YouTubeチャンネルより動画でもインタビューの様子をお届けする。イースターエッグなどファンが気になるポイントについて尋ねてみたところ、「気づいてくれて嬉しい!」と楽しそうに話してくれた監督の姿をぜひご覧いただきたい。

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』アンディ・サーキス監督 単独インタビュー

──今作では、ヴェノムとエディが恋人みたいに描かれますよね?ラブコメっぽさは意識したんですか?

しました!取り入れています。この映画の監督ができて良かったことといえば、彼らの関係性を発展させられたことです。

ヴェノムはエディともう2年も同棲しているんですよ。だからお互いのことをよく知っている。今作では、前作で準備されたヴェノムの姿がもっと見られます。彼がとんでもなく喋るんです。なので、2人の関係を描いて、感動的にしたり、面白くしたり、それからブロマンスみたいにすることこそ、 コメディ的なトーンである本作の核でした。

──予告編映像では、カーネイジことクレタス・キャサディが、クモを叩き潰していましたよね?これってもしかしてスパイダーマンを示唆しているのですか?

よく気付きましたね!本作にはちょっとしたイースターエッグがたくさんあるんです。壮大なユニバースのアイデアをもたらすようなものです。だから、そういうことだと思いますよ。気付いてくれて嬉しいです。 至る所にちょっとしたポイントが散りばめられています。

本作のストーリーは盛り沢山なので、スパイダー・バースには組み込まれないんですけど、そんな感じで、ちょっとした匂わせをやっているんです。よく気付いてくれました。

ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ
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──ヴェノムとスパイダーマンが将来クロスオーバーできる可能性に、監督はワクワクしていますか?

もちろん!ワクワクしない人なんていませんよね。ゆくゆくは実現すると確信しています。一方で、ヴェノムには様々なテーマや独自のストーリーがあって、それはヴェノム・バースに存在するものです。今作では大役としてカーネイジが参戦します。キャサディとエディ・ブロックや、カーネイジとヴェノムの関係性を掘り下げられて、とても楽しかったです。

──本作にはレイヴンクロフトという施設が登場しますが、これはソニーのユニバースでも、MCUでも初登場ですね。あの施設の中には、シュリークの他にもヴィランや、もしかしたらミュータントが存在するのでしょうか?

ヴェノムやスパイダーマンに詳しい方や、コミックを読んでいる方なら、レイヴンクロフトがどういうものなのかご存知でしょう。スーパーヴィランの収容所ですね。ご存知の方はピンとくるでしょうし、そうでない方もいずれ分かるはずですよ。今作では、あそこはヤバい場所だというヒントを入れています。今作は西海岸のサンフランシスコが舞台なので、そのエリア独自のミステリーがあるんです。

ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ
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映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は絶賛公開中。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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