ドラマ「ヴェロニカ・マーズ」新シリーズの企画が進行中 ― 主演クリスティン・ベルも再登板の見込み

2004~2007年に米国で放送され、若い視聴者を中心に人気を集めたドラマ「ヴェロニカ・マーズ」の新作シリーズが製作される可能性が高まってきた。米Hulu、ワーナー・ブラザース・テレビジョンが企画を進行しており、契約交渉は最終段階にあるという。米Deadline、Varietyほか複数のメディアが報じている。
女子高生であり”放課後は探偵になる”主人公ヴェロニカ・マーズを中心とした青春ミステリドラマ「ヴェロニカ・マーズ」は、放送終了後もファンからの熱狂的支持を受け、クラウドファンディングによって資金を獲得、映画『ヴェロニカ・マーズ[ザ・ムービー]』(2014)も製作されたほど。シリーズの主演を務めたクリスティン・ベルはその後も新作への意思を語っており、ファンの間でも新シーズンを待望する声がやまなかった。
報道によれば、ドラマ「ヴェロニカ・マーズ」でショーランナー(制作統括)を務め、映画版の脚本・監督・製作を兼任したロブ・トーマスは新作にも脚本家として復帰する予定。もちろんクリスティン・ベルも再登板する見込みのほか、Deadlineによると、過去のドラマや映画版に出演したキャストの数人についても再登場に向けての話し合いが行われているという。
主演のクリスティンは、「ヴェロニカ・マーズ」を経てドラマ「ゴシップガール」(2007-2012)で声の出演を務め、近年は『アナと雪の女王』(2013)のアナ役、『ズートピア』(2016)に登場するナマケモノのプリシラ役などで知られている。実写作品ではドラマ「グッド・プレイス」(2016-)の主演を務めているが、「ヴェロニカ・マーズ」新シリーズは同作の撮影に干渉しないようだ。
なお「ヴェロニカ・マーズ」の新シリーズが実現した場合、1シーズンかぎりの「リミテッド・シリーズ」として製作され、全8話構成になるとのこと。無事に製作のゴーサインが出るのを祈りつつ、続報を待つことにしよう。
Sources: Deadline, Variety
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