ヒッチコック『めまい』がゲーム化、米予告編が公開 ─ 妻子を失いめまいに襲われる作家、悲劇の日に隠された真実とは

サスペンス映画の巨匠、アルフレッド・ヒッチコックによる『めまい』(1958)にインスパイアされたゲーム『Alfred Hitchcock – Vertigo(原題)』より、米国版予告編が公開された。3人の登場人物による異なる視点・記憶を通して、真実を紐解いていく作品だ。
アルフレッド・ヒッチコックによる最高傑作とも称される映画では、めまいに襲われる高所恐怖症の元刑事が、旧友の妻の素行調査をするうちに、彼女の奇妙な行動に翻弄されていく姿が描かれた。このたびアナウンスされたゲーム版は、妄想・操作・狂気を題材にしたオリジナルストーリーとなる。主人公は、交通事故の生存者である作家のエド・ミラー。男は無事に交通事故から生還したものの、一緒に車に乗っていた妻と娘を失ってしまい、そのトラウマからエドは激しいめまいに襲われていた。
予告編では、エドがセラピーを受ける姿が捉えられている。しかし、エドはこの状況を不本意に思っているようで、彼が精神科医に与えた時間はたったの一時間。果たして、精神科医はその短い時間のなかで、エドの記憶の奥底に潜り込み、隠された真実にたどり着くことが出来るのか。そして、エドはなぜ治療を拒むのか。すべての謎がいま解き明かされようとしている。
ゲーム『Alfred Hitchcock – Vertigo』は、Steam版が2021年12月16日に、PlayStation®5、PlayStation®4、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switch™版が2022年に発売予定だ。
Source: Steam