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ヴィジョン単独ドラマ、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』より人工知能E.D.I.T.H.が再登場

ポール・ベタニー
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48469165722/ | Remixed by THE RIVER

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)にて製作される、ヴィジョンの単独ドラマシリーズ(タイトル未定)に、映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)より人工知能E.D.I.T.H.(イーディス)が再登場することがわかった。米Varietyなどが報じている。

既報によると、本作は「ワンダヴィジョン」(2021)のスピンオフとして製作され、同作で姿を消したヴィジョン/ホワイトヴィジョンが、自らの記憶と人間らしさを取り戻してゆく物語になるという。

このたび再登場が判明したE.D.I.T.H.は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で命を落としたアイアンマン/トニー・スタークの遺品で、ニック・フューリーがスパイダーマン/ピーター・パーカーに渡したサングラスに搭載されていた。もっとも、サングラスとE.D.I.T.H.がその後どうなったのかは描かれていない。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でE.D.I.T.H.の声優を務めたのはドーン・ミッチェル・キングだったが、ヴィジョンの単独ドラマでは「シッツ・クリーク」(2015-2020)のエミリー・ハンプシャーが新たにキャスティングされた。ただし、E.D.I.T.H.役の声優として演じるのか、E.DI.T.H.が人間としての姿を得て登場するのかはわかっていない。

本作は“AIたち”の物語になるとみられ、ヴィジョン役にポール・ベタニーが復帰するほか、『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)よりウルトロン役のジェームズ・スペイダーも再登場。また、コミックではウルトロンによって生み出されたという設定のアンドロイド・ジョカスタ役で「アッシャー家の崩壊」(2023)などのタニア・ミラーが出演する。

そのほか、『アイアンマン』(2008)よりラザ役のファラン・タヒールが復帰し、新キャストとして「スター・トレック:ピカード」(2020-2023)のトッド・スタシュウィック、新鋭ルアリド・モリカらが加わった。ショーランナーは「スタートレック:ピカード」のテリー・マタラス。

ヴィジョンの単独ドラマ(タイトル未定)は2026年にディズニープラスで配信予定。

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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