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『ハリー・ポッター』ヴォルデモート卿のスピンオフ作品が始動!(ただし非公式)

『ハリー・ポッターと賢者の石』日本語版の初出版から約18年、映画版の第1作公開から約17年。昨年(2016年)からは新シリーズ「ファンタスティック・ビースト」も始動するなど、長年老若男女を魅了し続ける『ハリー・ポッター』シリーズ。そんな『ハリー・ポッター』の悪役といえば……ご存知、ヴォルデモート卿だ。

実は今、そのヴォルデモート卿のスピンオフ作品の製作が進んでいるという! タイトルは『ヴォルデモート/オリジンズ・オブ・ヘアー(原題:Voldemort: Origins of the Heir)』だ。ただしこの作品、非公式である

まずはこちらの予告編をご覧いただきたい。 

ホグワーツを卒業し、そのあとに“闇の魔術に対する防衛術”の教師の職につくものの、辞職して失踪をとげたトム・マールヴォロ・リドル(ヴォルデモート卿)。

予告では、1943年に起こったとある毒殺事件の様子が映し出されている。被害者はホグワーツ創設者であるヘルガ・ハッフルパフの子孫、ヘプツィバ・スミス。目を赤く爛々と光らせている若きヴォルデモート卿。本家の映画のトム・リドルに負けず劣らず、なかなかのハンサムっぷりだ。そして予告編の語り部は……ゴドリック・グリフィンドールの子孫、グリシャ・マクラガンという女性。

どうやらホグワーツ創始者の末裔たちが、本作『ヴォルデモート/オリジンズ・オブ・ヘアー』の主な登場人物らしい。なぜトム・マールヴォロ・リドルは暗黒の魔法使いとなったのか? 闇の帝王と呼ばれるようになってしまったのか? 今まで映画版『ハリー・ポッター』で描かれることのなかったヴォルデモート卿の素顔が、詳しく描かれることになる模様だ。 

ファンとしてはとても気になるこのヴォルデモートスピンオフ作品! しかし、この映画は“非公式”である。映画化を計画しているのは、“Tryangle”という制作会社だ。その創始者であり、今作の監督・脚本を担当するイタリア人のGianmaria Pezzatは、ウェブサイトで「『ハリー・ポッターと謎のプリンス』を読んでこのアイディアを思いついたんだよ。何がトム・リドルをヴォルデモート卿へと変化させたんだ?ってね。原作で書かれていることをヒントに、闇の帝王の誕生を描こうと思っているよ」とコメント。

また彼は、「映画化を完璧に実現させるために、資金を投入したい……」と寄付も募っている。きっとファンたちの寄付によって、本作の製作は進められるのではないだろうか? また、果たしてこの作品が『ハリー・ポッター』“公式”となる日はくるのか? 引き続き、ヴォルデモート卿のスピンオフ映画『ヴォルデモート/オリジンズ・オブ・ヘアー』の続報を待とう!

Source: http://www.tryanglefilms.com/
Eyecatch Image: https://www.instagram.com/p/BS35L8OFTic/

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Moeka Kotaki

フリーライター(1995生まれ/マグル)

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