「ザ・ボーイズ」新ドラマ「ヴォート・ライジング」、脚本は「信じられないほど素晴らしい」とストームフロント役

Amazonシリーズ「ザ・ボーイズ」(2019-)は次なるシーズン5で完結するが、同ユニバースは拡張を続けている。2024年7月には、新たなスピンオフドラマ「ヴォート・ライジング(原題:Vought Rising)」の製作が発表された。ストームフロント役を再演するアヤ・キャッシュによると、脚本は最高の出来に仕上がっているようだ。
本作は1950年代のニューヨークを舞台に、ヴォート社の起源に迫る「ねじれた殺人ミステリー」を描く物語。作中ではソルジャー・ボーイの語られざる初期の活躍や、当時クララ・ヴォートと名乗っていたストームフロントの極悪非道な作戦に焦点が当てられるという。
米Comicbook.comのインタビューで、本作の話題を振られたキャッシュ。撮影時期はまだ分からないとしたうえで、「脚本を2本読みましたが、どちらも信じられないほど素晴らしかった。これ以上は言えません」と語った。
製作発表時の声明では、グレロングと「ザ・ボーイズ」ユニバースを統括するエリック・クリプキが本作を「次なる狂ったドラマ」と形容し、「皆さんの心を揺さぶり、魂をかき乱すのが待ちきれません」とファンの期待を煽っていた。また作風については、クリプキが「スーパーヒーロー版『L.A.コンフィデンシャル』」と表現していたことも。今回のキャッシュの発言とあわせて、「ヴォート・ライジング」への期待は膨らむばかりだ。
「ヴォート・ライジング」にはキャッシュのほか、「ザ・ボーイズ」シーズン3からソルジャー・ボーイ役を務めるジェンセン・アクレスが出演。ショーランナーには、「ザ・ボーイズ」シーズン3&4で製作総指揮を務めたポール・グレロングが就任した。
なお「ザ・ボーイズ」ユニバースでは、スピンオフドラマ「ジェン・ブイ」シーズン2の撮影が2024年7月に開始し、2025年の配信開始が見込まれている。このほか、メキシコを舞台とした新スピンオフ「 The Boys: Mexico(原題)」も企画中だ。
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Source:Comicbook.com