トム・ホランド『アンチャーテッド2』進行中、マーク・ウォールバーグが認める

トム・ホランド主演で人気ゲームシリーズを実写映画化した『アンチャーテッド』の続編が水面下で進行していることがわかった。サリーことビクター・サリバン役のマーク・ウォールバーグが明かした。
『アンチャーテッド』は、ゲーム版の主人公ネイサン・ドレイクの“語られざる若き日々”を描くというコンセプトで2022年に公開。ホランドにとっては『スパイダーマン』シリーズ後のアクション映画となることでも注目された。
監督は『ヴェノム』(2018)や『ゾンビランド』シリーズのルーベン・フライシャー。公開当時に続編のアイデアが存在することを語っていたが、現時点までに『アンチャーテッド2』の正式な発表はなされていない。
この度ウォールバーグは続編について、「いろいろなアイデアを耳にしていますよ。脚本も書かれています。今も取り組み中です」と米The Directに報告。企画が準備されていることを示唆した。脚本に取り掛かっているライターの名は伝えられていない。
物語の詳細はもちろん秘密にされているが、ウォールバーグいわく続編でサリーには「ずっと口髭が生えている」という。原作のゲームでサリーは口髭がトレードマークだったが、映画版では生えていなかった。ラストシーンでようやく口髭姿で登場し、続編への期待を高めていたのだ。
ウォールバーグはこのことについて、「まさにって感じですよね。前作のラストシーンで僕には口髭が生えていました。あれは、時間をかけて実際に生やしたんです」と明かしている。「付け髭を試してみたんですが、うまくいかなくてね。きちんと成立させられる自信が持てなくて。なんだか口の上に大きなテープを貼ってるみたいで、バカバカしくなってしまうんです。ウィッグとか、義肢とか、メイクとか、そういうものを身につけられる俳優はすごいですね。でもそれも前作の話で、次作でついに髭を生やしたら、みんなきっと気にいると思いますよ」。
ウォールバーグは映画の公開当時、THE RIVERのインタビューで口髭がなかったことについて「ストーリーへの導入部分を描きたかったから」と話していた。「もし次回作をやることがあれば、白髪も髭も葉巻も取り入れるつもりですよ。トムも付け髭じゃなくて、本物の髭が生えているといいね(笑)」。
現時点では、ひとまず次回作の進展待機中といったところのようだ。ウォールバーグは「みんなが知っている以上のことは、今はまだ知りません」と加えている。
Source:The Direct