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『スター・ウォーズ』新作映画、既存キャラではなく新キャラで準備中 ─ 「ユニバース拡大せねば」

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『マイティー・ソー』シリーズや『ジョジョ・ラビット』(2019)などで知られるタイカ・ワイティティ監督が手がける、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)以降初となる『スター・ウォーズ』新作映画。このプロジェクトについて、ワイティティが新情報を提供している。

本企画についてはタイトルやプロットなどの詳細は不明で、2022年5月にルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長が、「2023年の公開を目指している」と明かした以外の情報は分かっていない。

そんななか、米Total Filmの取材に応じたワイティティが、新作映画に関するヒントを提示している。

『スター・ウォーズ』のユニバースを広げるためには、拡大していかないといけません。『スター・ウォーズ』ユニバースで、みんなが“うわー、すげぇ。これがミレニアム・ファルコンの設計図かぁ”とか、“へぇ、これがチューバッカのおばあちゃんなのか”というような映画を作っても、僕は何の役にも立たないと思います。単独作品としては素晴らしいですが、僕は何か新しいことをしたり、新しいキャラクターを作ったりして世界を広げていきたい。そうでないと、すごく小さな物語に感じてしまうだろうから。

どうやらワイティティは、『スター・ウォーズ』シリーズのキャラクターであるハン・ソロを主人公にしたスピンオフ映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)や、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)といった、既存の物語に繋がるような映画を作るつもりはないらしい。

現在ワイティティは、『1917 命をかけた伝令』(2019)『ラストナイト・イン・ソーホー』(2021)のクリスティ・ウィルソン=ケアンズと脚本を共同執筆中だ。先日のインタビューで、その進捗状況についてワイティティは、「どうなるかはまだわかりません。まだ執筆している最中で、アイデアやストーリーを考えているところです。ただ、『スター・ウォーズ』映画だと感じられるように意識していますよ」とも語っている。

ワイティティが手がける新作映画がどんな作品になるかは未知だが、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)でシリーズをリブートしたとまで言わしめた監督のこと、きっと、これまでの『スター・ウォーズ』フランチャイズとは全く違う何かを生み出してくれるに違いない。

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Source:Total Film

Writer

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。