タイカ・ワイティティ、『スター・ウォーズ』新作映画は「執筆している最中」─「『スター・ウォーズ』映画だと感じられるように意識」

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)以降初となる、『スター・ウォーズ』の新作映画を手がけるのは、『マイティー・ソー』シリーズや『ジョジョ・ラビット』(2019)などでおなじみのタイカ・ワイティティ監督であることが判明済み。本企画の進捗について、Screen Rantのインタビューにて監督本人が明かしている。
2020年5月に第一報が伝えられた本企画は、『1917 命をかけた伝令』(2019)『ラストナイト・イン・ソーホー』(2021)のクリスティ・ウィルソン=ケアンズとともに、メガホンをとるタイカ・ワイティティが脚本を共同執筆。ユーモアにあふれたワイティティと、歴史ものや社会的な側面を取り入れた作品を手がけてきたケアンズ、このふたりのセンスがいかにして混ざり合い、『スター・ウォーズ』に新風を巻き起こすのだろうか?
『スター・ウォーズ』のディズニープラスドラマ「マンダロリアン」シーズン1でIG-11の声を担当し、最終話の監督も務め高く評価されたワイティティ。この度のインタビューにてワイティティは、これまでの『スター・ウォーズ』作品との違いについて質問されたところ、「どうなるかはまだわかりません。まだ執筆している最中で、アイデアやストーリーを考えているところです」と進捗を明かしながらも、「ただ、『スター・ウォーズ』映画だと感じられるように意識していますよ」と答えている。
「というのも、“何でもいいから、古い時代で、宇宙を舞台にした物語を書いて、『スター・ウォーズ』と最初につければいいんだ”みたいなこともできるわけですから。ある種の要素や内容が存在しないければ、『スター・ウォーズ』映画にはなりません。だから、その枠内に収まるようにしなければならないんです。」
つまり、“銀河を巡る物語”を描くだけでは、『スター・ウォーズ』映画とはならないというわけだ。シリーズが築き上げてきた世界観、ストーリーやキャラクターなど、何らかの継承が必要不可欠ということだろう。現時点で物語については不明だが、『スター・ウォーズ』の世界観のもと、ワイティティのユーモアにあふれたセンスが発揮された作品になることに期待したい。
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Source:Screen Rant