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『マイティ・ソー バトルロイヤル』監督の吸血鬼映画、米ドラマ版が正式決定!主要スタッフ&出演者の詳報も

タイカ・ワイティティ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/36201776766/

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)を手がけたタイカ・ワイティティ監督による、吸血鬼コメディ映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』(2014)が米国にてドラマ化されることが正式に決定した。

同作はニュージーランドを舞台にヴァンパイアと人間の共同生活を描くモキュメンタリー映画で、俳優&コメディアンのジェマイン・クレメントとワイティティが共同脚本・共同監督を務めている。2017年10月、ワイティティは本作のドラマ化を計画していることをインタビューにて語っていた

主要スタッフ続投、米FOXがドラマ化へ

『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』のドラマ版を手がけるのは、米FOXネットワークスのケーブルテレビ局であるFX。映画の原題である『ホワット・ウィー・ドゥー・イン・ザ・シャドウズ(原題:What We Do in the Shadows)』というタイトルで、30分間の番組として、まずはパイロット版が製作される。

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映画版を手がけたタイカ・ワイティティ&ジェマイン・クレメントは、ともにドラマ版のエグゼクティブ・プロデューサーに就任。クレメントが脚本を執筆し、ワイティティが監督を務めるという。
またプロデューサー陣には、数々の映画を手がけるベテランのスコット・ルーディンのほか、クレメントが製作したテレビシリーズ『フライト・オブ・ザ・コンコルズ(原題:Flight of the Conchords)』(2007-2009)やドラマ『アトランタ』(2016-)に携わったポール・シムズ、『ナイト・オブ・キリング 失われた記憶』(2016)のギャレット・バッシュら、そうそうたるメンバーが顔を揃えた。

パイロット版に登場するのは、ヴァンパイア・ハウスのリーダーであるナンダー(ケイヴァン・ノヴァク)、コウモリに化けるヴァンパイにして一番マヌケなラズロ(マット・ベリー)、クールな女性ヴァンパイアのナージャ(ナターシャ・デメトリュー)。彼らに加えて、ナンダーのアシスタント(ハーヴェイ・ギレン)が登場するといわれている。

なお『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』については、このドラマ版以外にも複数のプロジェクトが同時進行している。ひとつは同作に登場した狼男たちを主人公とする続編映画『ウィー・アー・ウルフズ(原題:We’re Wolves)』で、ワイティティ&クレメントが準備にあたっている。さらに、二人は同作に登場した警官コンビを描くスピンオフ作品『ウェリントン・パラノーマル(原題:Wellington Paranormal)』もニュージーランドにて準備しているとのこと。

『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』のドラマ版『ホワット・ウィー・ドゥー・イン・ザ・シャドウズ(原題:What We Do in the Shadows)』の放送時期は不明。今後の情報にも注目しよう!

Sources: http://deadline.com/2018/01/what-we-do-in-the-shadows-tv-series-reboot-from-jemaine-clement-taika-waititi-in-works-fx-pilot-1202266583/
http://variety.com/2018/tv/news/what-we-do-in-the-shadows-series-fx-pilot-1202672581/
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/36201776766/ )

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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