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「ワンダヴィジョン」は「『モダン・ファミリー』や『The Office』みたいな」モキュメンタリー風に、マーベル・スタジオ社長明かす

ワンダヴィジョン
© 2020 Disney and its related entities

マーベル作品初のシットコム・スタイルが注目されているマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ワンダヴィジョン(原題:Wandavision)」より、その謎多き作風に関する新たな情報が到着した。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが英Empireに明かしている。

「ワンダヴィジョン」は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界を舞台に、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)が郊外で送る穏やかな暮らしを描いた物語。白黒形式やシットコム形式など、スタジオにとって新たな挑戦が詰め込まれた野心作となっている。

このたび、ケヴィン・ファイギ社長が新たに明かした内容というのが、「ワンダヴィジョン」に「カメラに向けた会話や手ぶれカメラ、ドキュメンタリー形式」が取り入れられているということ。さらにファイギ氏は、「『モダン・ファミリー』や『The Office(原題)』のような形式を取っています」と具体的な作品名を挙げてもいる。

『モダン・ファミリー』(2009-2020)、『The Office』(2005-2013)といえば、作中に登場するキャラクターがカメラを向いて語りかけるモキュメンタリー形式が取られている。視聴者からすれば画面越しに話しかけられているような、リアルな感覚を持たせる作風が特徴だ。登場人物が直面するシチュエーションのリアルさを際立たせるシットコム形式と、観客自身にリアルな感覚を与えるモキュメンタリー形式。この2つが融合された「ワンダヴィジョン」の仕上がり、そして作品に込められた野心やいかに…?

ちなみに、本シリーズの製作にあたっては、傑作シットコム「The Dick Van Dyke Show(原題)」(1961-1966)を参考にしたというエピソードや、「ワンダヴィジョン」が「テレビ黄金時代へのラブレター」であるという情報などが以前に明かされている

ディズニープラス(Disney+)オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」は2021年1月15日(金)日米同時配信。

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Source: Empire

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。