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『スパイダーマン』スピンオフ映画『クレイヴン・ザ・ハンター』主演にアーロン・テイラー=ジョンソン ─ 2023年1月米公開へ

アーロン・テイラー=ジョンソン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9357007402/ Remixed by THE RIVER

米ソニー・ピクチャーズが手がける『スパイダーマン』シリーズの新たなスピンオフ映画『クレイヴン・ザ・ハンター(原題: Kraven the Hunter)』の主演に、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版クイックシルバーとして『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)に出演したアーロン・テイラー=ジョンソンが起用されたことがわかった。2023年1月13日に米国公開予定であることも発表された。米Deadlineなどが報じている。

マーベル・コミック屈指のヴィランとして知られるセルゲイ・クラヴィノフ/クレイヴン・ザ・ハンターは、“スパイダーマン狩り”に執念を燃やし、秘薬の力によって驚異的な身体能力と五感を保持するキャラクター。原作コミックでは、スパイダーマンのほかにヴェノムやブラックパンサーとも対峙している。コミックの世界でスパイダーマンが初めて戦ったヴィラン、カメレオンとは異母兄弟との設定だ。

『クレイヴン・ザ・ハンター』映画化企画は、2017年6月時点で進行していることが報じられており、脚本家として『イコライザー』シリーズや『マグニフィセント・セブン』(2016)のリチャード・ウェンクが就任したことも判明していた。2020年8月には、監督として『トリプル・フロンティア』(2019)などで知られるJ・C・チャンダーが交渉中にあると報じられるなど、企画は着々と水面下で進行していたものと思われる。

アーロンの出演決定とあわせて、共同脚本として『アイアンマン』(2008)『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(2019)などでタッグを組んだアート・マーカムとマット・ホロウェイが、ウェンクに加わっていたことも明らかになった。製作は『ヴェノム』(2018)のアヴィ・アラッドとマット・トルマック。マーベル映画経験者が集い、待望の映画化企画に強力な布陣が揃った形だ。

アーロンといえば、MCU版クイックシルバー役として知られているが、このたび新たにアンチヒーローとなってマーベルに帰ってくることになる。報道によれば、アーロン起用のきっかけとなったのは、ソニーが手がける伊坂幸太郎『マリアビートル』の実写映画『Bullet Train(原題)』だという。同作に出演するアーロンは主演のブラッド・ピットとの共演シーンで強烈な印象を残し、スタジオ側がアーロンにアプローチをかけたとのことだ。

また、『ヴェノム』シリーズで主演を務めるトム・ハーディをはじめとする俳優複数名が、アーロンの後押しをしたことで交渉がスムーズに進んだとも伝えられている。原作では、互いに対峙するヴェノムとクレイヴン・ザ・ハンター。いずれハーディとアーロンの闘いを見られる日が来ても不思議ではない。

なお、現在『スパイダーマン』映画ユニバースからは、女性ヒーローのジャックポットを主人公としたスピンオフ映画が進行中。また、『ヴェノム』の続編映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が2021年9月24日に、ジャレット・レト主演の『モービウス』が2022年1月28日にそれぞれ米公開を控えている。

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    Source: Deadline(1,2

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    SawadyYOSHINORI SAWADA

    THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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