米ワーナー、オスカーへの猛烈アピール開始!候補作品は『ワンダーウーマン』『ダンケルク』『ブレードランナー 2049』『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』

米ワーナー・ブラザース社が、2018年(第90回)アカデミー賞をはじめとした各映画賞に向けて自社作品をアピールするウェブサイトをオープンした。これをもって、すでに高い評価を受けている2017年の4作品をオスカー獲得へと猛烈にプッシュするキャンペーンが幕を開けたことになる。

このたびオープンした、米ワーナーのウェブサイト「AWARDS 2017 FOR YOUR CONSIDERATION(2017年映画賞 みなさんの熟慮のために)」には、夏休みを席巻した『ワンダーウーマン』、クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダンケルク』、思わぬ高評価で話題をさらった『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』、そして傑作映画35年ぶりの続編『ブレードランナー 2049』がラインナップされている。

http://www.warnerbros2017.com/screenings/ スクリーンショット

それぞれの作品のページでは、映画の概要と関係者向けの試写情報、そして部門別にキャスト・スタッフの名前が並んだ一覧表を見ることができる。各映画祭の審査・投票に参加する人々がこのウェブサイトを確認すること、そして考慮の材料として加えてもらうことが目的というわけだ。

『ワンダーウーマン』については、作品が全米で大ヒットを記録していた2017年7月時点で、米ワーナー社がオスカー獲得に向けてのキャンペーンを検討していることが報じられていた。これまでコミック映画をほとんど無視してきたアカデミー賞において、本作はなにかしらの結果を出すことができるだろうか?

それにつけても目を見張るのは、ワーナー社がPRしている4作品が、いわゆる「ジャンル映画」へと大きく偏っていることである。『ワンダーウーマン』『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』はDCコミックスを原作としたヒーロー映画であり、『ブレードランナー 2049』もリドリー・スコット監督によるSF作品の続編だ。『ダンケルク』はストレートな戦争映画ながら、ノーラン監督が従来の戦争映画の文法から脱した作劇と演出を採用したことが大きな話題を集めた。以前であれば、いずれも“オスカー狙い”とは呼ばれないような作品が並んでいるといえるだろう。

 

ちなみに米メディアでは早くもアカデミー賞受賞作品の予想が始まっているが、作品賞・監督賞に『ダンケルク』を推す声は少なくないようだ。ノーラン悲願のオスカー獲得なるか、それとも……。

第90回アカデミー賞は2018年3月4日(現地時間)に開催される。いささか気が早いようにも思われるが、果たして今年はどんなドラマが見られることか、今から楽しみでならない。

Source: http://www.thehollywoodnews.com/2017/10/18/warner-brothers-oscar-campaign/
Eyecatch Image: http://www.warnerbros2017.com/screenings/ スクリーンショット

About the author

稲垣 貴俊(Takatoshi Inagaki)。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくしてお伝えできればと思っております。

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