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ワーナー・ブラザース、2022年は劇場&配信の同時公開を見送る ─ 45日間劇場で先行公開に

warner bros ワーナー

米ワーナー・ブラザースは、2021年公開予定の映画17作を、HBO Maxにて劇場公開と同時に配信することを決定し、映画界に衝撃を与えた。もっとも、2022年以降は同形式での公開は見送ることになりそうだ。米Deadlineなどが報じている。

この度、米国の映画館運営大手リーガル・シネマズとワーナー・ブラザースは、2022年に公開される作品すべてを、45日間劇場で先に公開するという内容の契約を締結した。ほかの米劇場との契約は定かでないが、少なくとも公開から1ヶ月半は劇場公開のみで、HBO Maxなどでの配信はその後になるということだろう。

このような新たな公開形式は、ワーナー・ブラザースに限ったことではない。2021年2月、米パラマウント・ピクチャーズは、自社のストリーミングサービス「Paramount +」にて、『ミッション:インポッシブル』第7作、『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』を劇場公開後から45日後に、同媒体にて米配信することを発表していた

なお、コロナ禍以前の映画館と配給会社の間では、90日間劇場で先に公開するという契約が結ばれていたのだという。90日間前に作品を配信する場合、多くの大手映画館が劇場での公開を拒否していたとのこと。その90日間という期間が、パラマウント・ピクチャーズやワーナー・ブラザースでは半分になったわけだ。もしかしたら今後、45日間先行という形式が米映画業界では主流となっていくのかもしれない。

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Source:Deadline

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THE RIVER編集部THE RIVER

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