ドラマ版「ウォッチメン」2019年米国放送へ ― めでたくシリーズ化が決定

アラン・ムーア原作&デイヴ・ギボンズ作画、DCコミックスの同名傑作コミックをドラマ化する「ウォッチメン(邦題未定、原題:Watchmen)」が2019年に米国で放送される見込みとなった。米HBO局が公式に発表した。
ドラマ版「ウォッチメン」の企画は2017年に始動し、パイロット版の製作が続けられてきた。このたびHBOは「ウォッチメン」のドラマシリーズ化を承認、いよいよ本格的に製作・放送へと動き出すことになる。
Nothing ever ends. #WatchmenHBO #DamonLindelof pic.twitter.com/ioJU0dQipw
— HBO (@HBO) 2018年8月17日
「なにひとつ終わっていない(Nothing ever ends.)」というキャッチコピーとともに公開された告知映像に登場するのは、おなじみ黒と黄色のカラーに血痕のついたスマイリーフェイス、そして2019年米国放送のアナウンスのみ。詳細は今後随時明らかになることだろう。
脚本・製作総指揮を務めるのは、ドラマ「LOST」(2004-2010)や「LEFTOVERS/残された世界」(2014-2017)を手がけたデイモン・リンデロフ。原作コミックをそのまま映像化するのではなく、コミックに敬意を払ったうえで、“現代の作品”として、新たなキャラクターも登場する新しい物語が紡ぎ出されるという。
なおパイロット版でメガホンを取ったのは、「ウエストワールド」(2016-)や「ベター・コール・ソウル」(2015-)など数々のテレビドラマでエピソード監督を務めてきたニコール・カッセル。「LOST」にプロデューサー&監督として携わったスティーブン・ウィリアムズもエピソード監督として加わり、二人は製作総指揮も兼任する。
なお出演者は、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)や『アサシン クリード』(2017)などの名優ジェレミー・アイアンズ、ドラマ「LEFTOVERS/残された世界」(2014-2017)のレジーナ・キング、『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)のドン・ジョンソン、『インクレディブル・ハルク』(2008)や『シンクロナイズドモンスター』(2017)のティム・ブレイク・ネルソン、『グレイテスト・ショーマン』(2017)や『アクアマン(邦題未定、原題:Aquaman)』(2018)のヤヒヤ・アブドゥル=マティーン2世ほか。
ドラマ「ウォッチメン(邦題未定、原題:Watchmen)」は2019年米国放送予定。
Sources: Deadline, Variety
Eyecatch Image: Photo by Tristan Bowersox