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ドラマ版「ウォッチメン」1シーズン限りでひとまず完結へ ─ シリーズ続行の有無は不明

ウォッチメン
https://www.youtube.com/watch?v=-33JCGEGzwU

アラン・ムーア&デイヴ・ギボンズの歴史的傑作コミックを米HBOが映像化する、ドラマ「ウォッチメン(原題:Watchmen)」の米国での放送開始が2019年10月20日(日曜日・米国時間)に迫ってきた。コミックに敬意を払いつつ、まったく新たな物語が描かれる本作でショーランナーを務めるのは、「LOST」(2004-2010)「LEFTOVERS/残された世界」(2014-2017)のデイモン・リンデロフ。彼は、ドラマ版「ウォッチメン」を1シーズン限りのストーリーとして構想したという。

Deadlineのインタビューに応じたリンデロフは、「シリーズが更新されるなら、『ウォッチメン』は全部で何シーズンになりますか?」との問いかけに「決して冗談ではなく、1シーズンです」と答えた。


「これ以上『ウォッチメン』が作られることはないのか、と言われれば、必ずしもそうではありません。『ウォッチメン』の今後のシーズンに僕が関わるのかどうかについては分からないですね。僕たちは全9話を、コミック(原作)の全12号と同じく、十分に事足りたものとなるよう作りました。目の前にある最大の謎を解くという点で、すべてが揃っている感覚が欲しかったんです。」

そもそもリンデロフを筆頭とする脚本家チームは、コミック版『ウォッチメン』に描かれた1985年の物語を引き継ぎつつ、2019年現在の物語を描くこと自体に非常に苦心していたという。そこには、かつて巨匠アラン・ムーアが描いた歴史に、自分たちの解釈で歴史を書き足し、世界を構築し直すという途方もない作業が待っていたのだ。

「(脚本家チームでは)このシーズンの物語が解決した後に何が起こるかという話はしませんでした。今回のシーズンをいかに作るのか、それを発見するだけでも十分に大変だったからです。このシーズンが終わる時、ストーリーテラーである我々と同じく、みなさんにも“完結した、解決した”という感覚を得てもらえればと願います。」

ただしリンデロフによれば、本作には、今後さらに世界を掘り下げていくかのような“予兆”も仕掛けられているとのこと。ただし、それは物語のラストに今後が気になる仕掛けを設ける“クリフハンガー”の類でも、その後の物語を約束するものでもないそうだ。

いよいよ米国放送が迫るなか、リンデロフはドラマ版「ウォッチメン」について「独創的で、驚きがあり、魅力的で、話題になるだけの価値があり、危険で、かつ興味深い作品になっていることを祈ります」と語っている。リンデロフ氏にとって、コミック『ウォッチメン』はそういう作品だったからだとか。しかしその一方で、「この作品はロールシャッハ検査のようなものだと思う」とも言われていることに着目しよう。

「この作品で、みなさんは自分の見たいものを見ることになるでしょう。僕のように『ウォッチメン』の熱烈なファンならば、『ウォッチメン』に詳しくない人とはまるで違う体験をすると思います。全9話の最後に、僕たちがまさしく両極のものを見ていることになればいいですね。」

ドラマ「ウォッチメン(原題:Watchmen)」は、2019年10月20日に米国放送開始。日本ではBS10 スターチャンネルにて放送予定(日時未発表)。

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Source: Deadline

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THE RIVER編集部
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