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A24『WAVES/ウェイブス』新鋭トレイ・エドワード・シュルツ監督、初来日決定 ─ 前代未聞の〈プレイリスト・ムービー〉とは

WAVES/ウェイブス
©2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.

『ムーンライト』(2016)『ヘレディタリー/継承』(2018)などを手がける注目の映画スタジオ「A24」の最新作WAVES/ウェイブスが2020年4月10日(金)に公開される。フランク・オーシャン&ケンドリック・ラマーらによる31の名曲が全編を彩る〈プレイリスト・ムービー〉は、トロント国際映画祭で史上最長のスタンディングオベーションを浴びた。

このたび、本作を手がけた映画界の新たな才能、トレイ・エドワード・シュルツ監督が2020年3月17日(火)・18日(水)に初来日を果たすことが決定。あわせて本作のキャラクタービジュアルも到着している。

WAVES/ウェイブス
©2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.

高校生タイラーは、成績優秀なレスリング部のエリート選手で、美しい恋人のアレクシスもいる。厳格な父親ロナルドとの間には距離を感じながらも、恵まれた家庭に育ち、何不自由なく生活を送っていた。しかしある日、タイラーに肩の負傷が発覚し、選手生命の危機を告げられる。恋人の妊娠も判明し、人生の歯車が少しずつ狂い始めて、タイラーは自分を見失うのだった。そしてある夜、タイラーと家族の運命を変える、決定的な悲劇が起こる。それから1年後、心を閉ざした妹エミリーの前に、すべての事情を知りつつ好意を寄せるルークが現れた。ルークの不器用な優しさに触れ、エミリーは恋に落ちるが、ルークもまた心の傷を抱えていた。互いの未来のため、2人はとある行動に出る……。

キャラクタービジュアルで注目したいのは、それぞれに記された歌詞の一節だ。本作の“もうひとつの主役”と呼べるのが、フランク・オーシャンやケンドリック・ラマー、アニマル・コレクティヴ、カニエ・ウェストなど豪華アーティストによる31の名曲なのである。監督は使用楽曲のプレイリストを事前に作成し、そこから脚本を着想。兄タイラーにはカニエ・ウエスト「I Am a God」、妹エミリーにはフランク・オーシャン「Seigfried」などがあてがわれており、すべての曲が登場人物の個性や感情に寄り添うように鳴り響く。本作が〈プレイリスト・ムービー〉と呼ばれるのは、まさしくそのゆえんだ。

WAVES/ウェイブス
©2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.

兄と妹、2組のカップルに波のように訪れる苦難と愛を描く『WAVES/ウェイブス』で、兄タイラーを演じたのは、シュルツ監督とは『イット・カズム・アット・ナイト』(2017)以来2度目のタッグとなるケルヴィン・ハリソン・Jr.。2020年は『ルース・エドガー』(5月15日公開)でも主演を務めているほか、本作で第73回英国アカデミー賞のライジング・スター賞にノミネートされるなど、今後の活躍が期待される俳優のひとりだ。

妹エミリーを演じたのは、Netflix「ロスト・イン・スペース」のジュディ・ロビンソン役で知られるテイラー・ラッセル。瑞々しい演技が好評を博し、本作で第29回ゴッサム・インディペンデント映画賞のブレイクスルー俳優賞を受賞。日本でのマスコミ試写会では、鑑賞後のマスコミ関係者から「あの子は誰?」との質問が相次ぐなど、瞬く間に観る者を魅了している。

WAVES/ウェイブス
©2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.

テレンス・マリックの愛弟子であり、A24の“秘蔵っ子”であるトレイ・エドワード・シュルツ監督は、幼少期から映画製作を始め、ビジネス・スクールに在籍後、撮影アシスタントとしてテレンス・マリック監督『ツリー・オブ・ライフ』(2011)『ボヤージュ・オブ・タイム』(2016)などに撮影アシスタントとして参加。2014年には、いとこのアルコール依存症が感謝祭での家族の再会でぶり返す、実話を基にした『Krisha(原題)』がサウス・バイ・サウスウエスト映画祭で審査特別賞を受賞。翌年に長編化され、カンヌ映画祭批評家週間など多くの映画祭で上映されたのち、2016年にA24より公開された。第2作はA24製作の『イット・カムズ・アット・ナイト』で、戸口の外にいる“邪悪でミステリアスな何か”から妻と息子を守ろうとする父親の物語をホラーの要素を織り交ぜて描いた。

WAVES/ウェイブス
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本作には、妹エミリーに思いを寄せるルーク役として、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016)で映画賞に輝き、いまや活躍めざましい俊英ルーカス・ヘッジズも出演。タイラーの恋人アレクシス役には、女優のほか、自身のサングラスブランドも展開しているアレクサ・デミーが起用された。そのほか、ドラマ「THIS IS US」のスターリング・K・ブラウン、レネー・エリス・ゴールズベリーらが脇を固めている。

映画『WAVES/ウェイブス』は2020年4月10日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

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THE RIVER編集部
THE RIVER編集部THE RIVER

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