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マーベル「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は1930-40年代のホラー映画から影響 ─ 異色のマーベル・ホラー震えて待て

ウェアウルフ・バイ・ナイト
(c) 2022 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のハロウィン・スペシャル『マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト』は、1930-40年代のホラー映画に影響を受けた作品になるようだ。

米ディズニーによるプレスリリースによると、本作は「1930-40年代のホラー映画にインスパイアを受けた、身も凍るような特別作品は恐ろしさと不気味さを呼び起こすことが狙いです。マーベル・シネマティック・ユニバースの新たな方向性として目下模索中のサスペンスと恐怖が満載になっています」との概要が紹介されている。

具体的な作品名は挙げられていないものの、1930年代以降といえばサイレントからトーキー映画へシフトしたアメリカ映画にとっては大きな変革期。パラマウント、MGM、コロンビア、FOXなど大手製作会社が数々のホラー映画を送り出す皮切りとなったのが、ユニバーサルによる『魔人ドラキュラ』(1931)だ。ユニバーサルは以降も『フランケンシュタイン』(1931)『ミイラ再生』(1932)『透明人間』(1933)『狼男』(1941)などの作品から、今日まで幾度となく映画化されてきたアイコニックなキャラクターを創出してきた。

主演のガエル・ガルシア・ベルナルは本作について「けっこう怖い」とコメントしていたが、これはホラー映画黄金時代の世界観を踏襲したものか、もしくは現代的な解釈を踏まえたものなのか、はたまた未だかつて見たことのないアプローチによるものなのか。狼男、ミイラ男、フランケンシュタイン、ドラキュラの4大モンスターをすべて演じた怪奇スター、ロン・チェイニー・ジュニアばりの怪演を見せてくれることを期待しよう。

オリジナル映画『マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト』は、2022年10月7日(金)16時よりディズニープラスにて独占配信開始。

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Source:Disney(US)

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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